人気ブログランキング | 話題のタグを見る
ブログトップ

虹の空へ

junesky.exblog.jp

ヘドウィグ in 新宿FACE  前楽&楽のあれこれ

夕べも勢いでガーーッ!と書いたけど、凄かった!ヨカッタ!としか言えないくらい
素晴らしかった楽日。

オープニングから、もう期待いっぱい、やる気満々でヘドウィグを迎える客席。
バンドの登場のときからから拍手が起きました。熱いよー!
これから地方公演だから、ひと区切りついただけなんだけど
1ヵ月かけて作り上げられた、新宿FACEという場所での
パフォーマンスはいったん終了。
そんな楽日にふさわしい幕開けでした。

ワタシ自身はこの1ヵ月、2週間おきに2公演ずつ観たわけですが
・・・結構良いバランスになったでしょ・・・・・ハハハ
そのたびにヘドウィグの成長を確認し、どんどん完成されていく舞台を
心底楽しみました。
毎回観るのが楽しくて嬉しくてしかたなかった。
ほんとに幸せな1ヵ月間だったなぁ。

そんな楽しいことはまだまだ終わらない。
地方公演もあるし、さらにファイナルの打ち上げライブも発表になったし。ぴあ
「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」
~ツアーファイナル大打ち上げLIVE~ジョンも来るよ!
2008年6月21日(土) 開演 19:00 中野サンプラザ
MAGNUMからお知らせあって、それはもう嬉しくて飛び上がったけど
遠征組としては、大楽と2週続けての遠征になるのね~ちとツライわ。
けど行くわ(早っ)

JCミッチェルもカテコのビデオレターで(違)言ってました。
「日本でヘドウィグになって歌うのが楽しみ。
パンクロックでダイブもしちゃうよ!」って(おおざっぱすぎ)
やっぱ行かなきゃ(笑)

※これ書いてからヘドウィグ公式にお茶目なジョンの動画がアップ
されてるのに気づきました。
そうそう、「携帯はしまって」にウケたんだった(笑)

ってことで、楽の感想中心にときどき前楽のことも。



どこまで行くんだろうと2週間ぶりに前楽を観たら、またまたヘドが
進化していてビックリ。
ヘドウィグの台詞がますますこなれていて、すっごく自然。
こーじヘドは舞台の上で自由に美しく、生き生きとしてました。
時にせつなく悲しげに、でも逞しく、しっかりと生きていました。

前楽では、なんだかしゃべり方が可愛いなあと思ったけど、楽日は普通。
その日の気分でいろいろやるのね。さすがヘド様(笑)

毎回言い回しが違う部分があったり、あれこれアドリブかましたり。
耕史くんはもうすっかりヘドになりきってるんだなあと実感しました。
ヘドと一緒に笑ったり、ヘドの歌にちょっとウルウル来たり、ワタシも
ヘドウィグのライブを聴きに来た客になれた気がしたよ。

さ、いつものようにツボ、箇条書き!

○ 噂のイツァークの威嚇。
ヘドが「一心同体よ。ね?イツァーク」というシーンで「ガァーーーーッ!」と
威嚇するイツァーク。
それにびびるヘド。
これ、見たかったんだーー!満足。

○ 同じくイツァークのパフォーマンスでは、鏡の前で銃を持ってノリノリで
歌い踊る姿が、もうすっごいキュート。
タクちゃんのイツァークが大好きだと思う瞬間。
「バカヤロー!ファッキンビーッチ!」も聞けた(喜)

○ 初めてヘドウィグの攻撃対象になったー!(嬉)
しばらく見ない内にブハーーーッ!と思いきり水をまき散らすようになったヘド。
頬っぺたと手の甲にびちゃっとかかりました。
思わずクンクンしてみたら無臭。やっぱ水ですね。
ペロンとするのはやめといた(笑)

○ 前方席の人が遅れてきたので「ちょっとそこ通してあげて」ってヘドが
言うのを初めて聞きました。
たしかグミベアのくだりで一生懸命グミのことしゃべってた時にわざわざ。
気配りヘドちゃん(笑)

○ 「Angry Inch」も今までにない迫力。
とくに手術が終わって目覚めたときのこと、「オンナになった最初の日
いきなりあそこから血が出てた」のくだり。
ここのシャウト具合はもうトリハダものでした。
そりゃ、終わった後、椅子に倒れ込むわと納得するくらい。
思い出してもゾクゾクするくらいパワフルだった~大興奮。

○ ルーサーはラッパー&DJバージョン。
ノリが良いのでこれが好き。
ほんとにタクちゃんは芸達者だね。ラブ!

○ 前楽も楽もトミーのお手伝いシーンは鶏。
とうとう牛には会えなかった。残念。
地方に期待です。持ってきてね!
あ、ここだっけ。
フィニッシュのあと、ヘドは左手で鶏の首を持ってぶら下げて、右手を
くるくるくるっとしてナイトのようなお辞儀をするんだよね。
ニコッとしながら。
これ、すごい好き。カワイイーーー!

○ L1のやさぐれヘドを初めてまじまじ見れた!
ちょっと離れてたけど見やすい席だったので。
ふて腐れてイツァークの歌にブーブーやるのも(親指下にして)、周りの
客にちょっかい出すのも、なんか楽しいわ~。
(架空の)鉛筆なめなめ、紙に一生懸命走り書きしてるのも、なんかすっごい
可愛かった。
一度あの界隈に座りたかったなあ。

○ 「Sugar Daddy」はとうとう客席が立ちました。
ワタシは座って二人の可愛いダンスとかエロエロ攻撃を見てたい気もするけど
たしかに立っても楽しい。
この二人だとアンプ相手のカーウォッシュもなんだか可愛く見えます。
二人ともニコニコで楽しそうだし。
ひゅーひゅーきゃーきゃー、客席もすっごい盛り上がりです。

○ ちょっとビックリだったのが「トミーー!!あたしの声が聞こえる?!」のシーン。
どこかからか声が重なって来て、え?トミー?と思ったら、イツァークが
一緒にヘドの台詞を言ってる?
身振りも真似してヘドを茶化してる感じで。
ここで笑いを取るか?とビックリだったけど。。。
たしかに前半の軽い雰囲気の中でヘドが急にシリアスになるときは
「ま、そんなこんなで」とか自ら茶化したりしてるもんね。
イツァークが代わりに茶々を入れたってことで、それはそれで良いのかも。

○ イツァークソロで、ちょっと声が聞こえにくいところがあった気がして
マイクトラブルだろうと思ってたら、ホイットニーでもいつもの圧倒的な
声量が聴けなかった。
それ以外に不調は感じなかったけど、タクちゃんはやっぱり喉の調子が
悪かったんだね。
昨日も書いたけど、相棒の不調をカバーしあう同志の姿が美しく。
耕史くんも調子が悪かったときタクちゃんに助けられてたようだしね。
ナイトな耕史くんがめちゃオトコマエに見えて困りました。アハ

○そうだ。今回素晴らしいと思ったのは、トミーとヘドの二役でホイットニーを
BGMにスローモーションのマイムをするところ。
ギターを弾きながら歌うトミーとそれを聴いて嬉しそうに笑うヘド。
ここは19日に観たときに、初日にはなかったなあと驚いたところ。
すっごくキレイな表情と動きで、二人の幸せな時間を表してることに感動。

○ それから「Wicked Little Town」を歌うヘドの座り方の綺麗なこと。
ここもどんどん色っぽくなったよね。
表情も最初アンニュイな感じで、だんだんキュートになって、トミーを
見つけてからはあの花開くような笑顔。
もう全部がオンナ。惚れ惚れしますわ。

○ トミーが初めてヘドウィグの前の部分をさわる、ひとりラブシーン。
ここもますますエロチックになってるよね。ちょっとドキドキ・・・。

○ 「Midnight Radio」は耕史ヘドのメッセージがそのまま剛速球で
飛び込んでくるような歌い方。
ジョンの「Midnight~」の軽快な雰囲気とは違い、強い意志と重い情念のような
ものさえ感じます。
とくに「ぶぁーれーりーーーなっっ!」。
重すぎ(汗)
まあ、なんかもう慣れちゃって、軽やかな「バレリーナ♪」だったら、らしくない気も
してきたけどね(笑)
それが耕史くんの「Midnight Radio」だもんね。

○ そして「Lift up your hands」ではフェイク入れまくり。
これがまたかっこよくて(惚)
そのまえのタクちゃんを見つめる瞳に続いて、もうこーじヘドにクラクラです(笑)


他にもいろいろあったけど、きりがないのでとりあえずこのへんで。
また思い出しつつ書くかもしれないけど。

とにかくサイコーのステージを見せてもらったなあとつくづく思ってます。
けど、これが耕史ヘドの終着点ではなく。
サイコー!って思った去年の厚生年金大楽から、またさらに進化したんだもんね。
今回はどこまで行くんだろう。

耕史くんのヘドウィグの可能性の限界は果てしない。
というか、耕史くんが役を演じることで限界なんてないかもしれない。
これが最近、山本耕史という役者のファンとして、身に染みてわかったことです。
と、たまにはベタ誉めモードで(笑)

ありがとー!ヘドウィグ&イツァーク。
アングリーインチたちも元気でね。
今は気が抜けて寂しいけど、ヘドウィグたちは全国ツアーに出かけて行って
また東京に戻ってくるんだもんね。
早く大阪にもおいでーー!
待ってるよーーーーーー!
by june-sky | 2008-05-07 22:45 | Hedwig 2008
<< 週刊プラチケ!で思い出に浸る 幸せなステージ >>