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虹の空へ

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ヘドウィグとの再会 その1

「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」 in 新宿Face 4/4&4/5

ヘドウィグ初日&2日目の感想を書こうとウダウダ考えてるんだけど
どーにもこーにもまとまらない。
言いたいことがありすぎて。
初日に、1年ぶりのヘドウィグに会えて、それが予想以上にレベルアップ
したヘドウィグで。
それがホントに嬉しくて。
初演のときより、さらに感動をくれたヘドウィグ。ほんとにありがとー!

あ、オワタ(汗)

いやいや(笑)そんな気持ちや、どこがどう変わったのかとか、あらためて
見えてきたヘドウィグやトミーの思いとか、そんないろいろを
一気に書くと長くなるので、いや、そうでなくても長いので(汗)
とりあえず、少しずつチョロチョロ書いていきます。
あ、そのまえに。

こーちゃん、スマステ出演決定おめでとーーー!
MJを二人で語るのか。
慎吾ちゃんもMJファンだから盛り上がるだろうなあ。
放送は4月12日。もちろん土曜日です。アハ。

ってことで、ヘドウィグ感想、とりあえず初演と変わったポイントを
中心にいきます。
今回は3列目と5列目。少し上手寄りとほぼセンターで観ました。



○ とにかく耕史ヘドは歌い方が変わったーー!
もうこれが一番のポイント。
全体に力強くなったけど、それを強く感じたのは「The Origin of Love」。
前はこの曲調ゆえにやさしい歌い方だった印象があるけど、今回は
なんだかドスが効いてる。
太い声で、時々こぶしもまわる勢い。演歌か(笑)
けど、ほんとにそんな感じで、なんていうのか情念みたいなものが伝わってくる。
この作品の核となるこの曲。
すんごい思い入れが伝わってくるよ。
ソムンさんのおかげもあるだろうけど、まだ上手くなるのか、この人はって感じ。

○ それと、こっちも捨てがたいイチオシポイント。
今回ワタシが一番ヤラレタのはトミーになった耕史くん。
なにあのオトコマエ。
ヅラを取って(ヅラ言うなw)メイクを取ったら、めちゃめちゃ男っぽくて
渋くて、カッコよくて、おまけにデコが広い(関係ない)人がそこに居ました。
ひゃーーー!
もうちょっとね、副長以来のかっこよさかと(ワタシ比)
初演のときより絶対キメの表情に力入ってる!(たぶん)
眉間に皺的な表情がすごいツボでした。
視線もやばかったよ。キッ!って。
もうメロメロ。あー、ミーハーでごめん(笑)

○ 今度のヘドウィグは大人になった!
初演では可愛らしさが前面に出てたけど、今回はなんだか世慣れた感じ。
自信たっぷりな態度でしゃべり方もはすっぱな風情。
だけど、強がってるその奥に傷ついた過去の思い出が垣間見える、そんな
繊細なヘド。
だからよけいにふとしたはずみで見える可愛らしさも際だつ感じ。

○ 見た目の変化と言えば、チークカラーはダークな色でシャープに
入ってて姉御度アップ。
アイシャドーのキラキラ度も黒手袋のフリンジのボリュームもアップ
してました。
帽子もちょっと変わったようで、頭の部分が浅くなったかな。
ちょっと落っこちやすいかも。

マスカラが落ちやすいみたいで、初日は「Wig in a box」ですでに
左目から黒い涙が。
最初、ほっぺにホクロみたいなのが見えて、モンローみたいに
色っぽいと思ったら、それが涙の固まりでした。
後半、右目からも流れてて、文字通り泥みたいになってました。
それもヘドウィグらしいかもね。

○ 台詞もかなり変わった!
間延びしてたシーンや台詞が減って、タイトになった!

初演のときに流れを邪魔してるように感じたイツァークとの無駄な
やりとりも減りました。
「背中の毛を剃らせてあげてもいい」みたいなこととか
「シャワーでも浴びておいで。臭いから」っていう言葉が無かった。
だから、イツァークが香水を振りかけるシーンもなかったしね。
他にももっと減ってると思う。

○ 最初に変わったと思ったのは「Tear Me Down」の最後。
「やってみな!」「引き倒してみな~!」の部分が、今回は最後に
二人でシャウトする部分が「Try and tear me down~!」と
英語のまま。
(途中、「引き倒してみなー!」もあるけど)
あー、よかった。これで一問題解決(笑)

○ 今度のイツァークが無駄なくてスッキリしてる!
余計なことをあまりやらされなかったせいもあるけど、ソムンさんの
動きに対する勘の良さもあるね。
ヘドのマントを脱がせるところ、帽子をかぶせるところ、そして
ヘドが歌えなくなって抱き起こしに行くところ。
どのシーンもタイミングをはずさない。
ブラボー!です。

○ イツァークのソロは見物!
迫力満点で聴き応えたっぷりです。なんちゅード迫力。
ワタシはサントラと三上ヘドのCDしか聴いてないので、この曲を知らなかったけど
ソムンさんにぴったりのロックな曲。
これ、立ちたい!てか、今に立つよね。
ワタシが次に行くときにはみんな立ってるといいなあ。

きっとソムンさんのソロがあるだろうとは思ってたけど、そしたらDAIさんの
ソロが無くなっちゃわないか心配でした。
あってよかった(笑)
DAIさんのやさしい歌も好きなので。
あれをDAIさんが歌わないと、イツァークに寄りかかって慰められるいじらしい
ヘドが見れないもんね。

○ そのソロの最中、ヘドは下手サイドの桟敷席へ。
ひゃーーーー!動くんだ!
毛皮を引きずってよっこらしょって座って、足を桟に乗せたりして休憩するヘド。
なんか貴重だー!
イツァークのパフォーマンスも目が惹きつけられるし、ヘド的にもあっちにばかり
客の目が行ってふて腐れてる芝居ってことなんだからと我慢して
イツァークに集中するワタシ。
けど、横目でヘドを見たら、今度はちゃんと座って手拍子してた!
ふて腐れながら(笑)

○ そんでもって、終わったら

「はーーーい  ブラボーーーー   はーーーい  ブラボーーー」

やっぱふて腐れてる(笑)

○ トミーの役は耕史くんがやったので、イツァークはママ役を引き受けただけ。
トミーになることはなかった。
だから、最後にヘドがトミーになるシーンも受け入れやすくなったと思います。
前はヘドもイツァークもトミーになったから、予備知識なしに見た人は
わかりにくかったんじゃないかなあ。
そういう意味でもスッキリした。

○ 省かれた台詞が多いけど、足されたものもあります。
一番印象に残ったのは「Sugar Daddy」のあと。
曲が終わって「ワタシをアメリカへ連れてってーーー!」とヘドが叫ぶ。
何が始まるかちょっとドキドキしてたら

「じゃあ男を本当に愛せるのは女だけっていうわけ?
じゃああたしにドレスを買ってよ
女以上になってやる」(ヘドウィグ公式の訳詞より)

言葉はちょっと違ったと思うけど、この「Sugar Daddy」歌詞のようなことを
言ってました。
ルーサーがなかなかプロポーズしないので、ヘドはしびれを切らせて
こう言って迫るのね。
ルーサーが無理強いした訳じゃなく、アメリカへ行きたい、行けば自由に
なれるんだという思いをはっきりとヘドウィグは持っていた。
英語歌詞だと伝わりにくいということで、この演出。
うーーん、英語ってことで伝わりにくいことは他にもいっぱいあるぞ(汗)

○ 「Sagar Daddy」はエロくなった!
星条旗背負って、二人で並んでステップを踏む可愛らしいダンスが大好きでした。
けど、今度のヘドは大人なので、イツァークに絡む!絡む!
アンプにもマイクスタンド相手にもやりまくる!
もうホント大暴れ(笑)
ソムンさんと二人、あまりにも近寄りすぎて、素で苦笑いしてたシーンもあったよ。
お尻フリフリも健在。
というより、腰を思いっきり振ってた。ぐいんぐいん回してた!(笑)

○ ああーーー!そういえばシャボン玉もなかった(悲)

○ 「あんたも、カントも、いつだって思いどおりになるってもんじゃないわよ!」は
健在。やった!(嬉)
けど、「~ないわよ!」(ペチッ!)のペチッ!が弱い。
あー、もっと思いきり叩いてーー(危)
そのかわり、「カントも」でムギュ!ってやってました。ムギュッ!って(笑)


ってことで時間切れです。まだまだ続きを書くつもり。
だって、次回見るまではホントに寂しくて(涙)
どうぞおつきあいくださいませ(ペコリ)
by june-sky | 2008-04-10 00:05 | Hedwig 2008
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