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虹の空へ

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「しあわせのつぼ」

(06.08.29 シアタードラマシティー)

東山ヨシくんめあてのストレートプレイ観劇。
ミーハー魂も満足な「しあわせのつぼ」
評判通りの笑いあり涙ありの人情味たっぷりの作品でした。
長年連れ添った夫婦があらためてお互いの存在のたいせつさに
気づくというお話。
普段はイマイチ関心のない題材なんだけど、脚本の良さなのか、達者な
役者さんたちののおかげか、とても楽しめたよ。
これはちょっと自分でも意外で嬉しい誤算。
出演者のせいか、周りは年配のマダムが多かったな。

東京から来た友にも久しぶりに会えたし。
若干1名久々じゃなかったか。
あっつい人たちがあいかわら熱くて安心した(笑)




いままで、ミュージカル以外でも新感線とか蜷川さんは観てたけど
こういう歌なしダンスなしのは初めて。
と思ったら、歌もダンスもあったのよね。
布施明さんの生歌は素晴らしかった。あの声量。歌い上げっぷり。
さすが貫禄あります(体型も)(汗)
そして、ヨシくんのダンス。
きゃー、踊ってるよ!回ってるよ!ステキー!


場面はおもにに病院。
その病室や娯楽室、屋上や玄関、そういう場所をうまく舞台に作って
そこを絶えず行き来する人たち。
いろんな組み合わせで、居合わせたり探し当てたり。
ドタバタもあり、可笑しかったり、悲しかったり。
退屈せずに、3時間楽しめた。

長年の夫の不倫に耐える妻の気持ちや妻を愛しながらも次々と愛人を
作っちゃう夫。
布施さんはそういうちゃらんぽらんな男を魅力的に演じてた。
布施さんがやるから、まあスターなんだかからしかたないかっていう
共感もできちゃうのよね。

いちばんジーンときたのは、家庭を顧みなかった父親への息子の思い。
音尾琢真くんがよかったなあ。
存在感があって、芝居がしっかりしてて、良い役者さんだなあと思いました。
何気に好青年だよね。
もうひとり、事務所社長でもあり、兄とその家庭を守るために自分は
結婚もしない弟。
この山地和弘さんがダンディで良いオトコなんだよねー!
甥である音尾くんとふたりのシーンではグッとくるものがありました。

ヒロインの宮本信子さんに思いを寄せ、その夫の不倫を妻に知らせない
ために走り回るマネージャーにヨシくん。
体育会系で声がムダにでかくてテンパッてる役どころが、ストプレ初めてで
テンパッてそうな本人ともかぶってて(失礼)ピッタリでした。
友が「びよょょょーーーーーーーーっしー」って言ってた意味がやっと
わかった(笑)
緊張すると「びよょょょょょょーーーー」って言って心を落ち着けるんだって。
変なの(笑)
思ったより出番も多かったし、屋上で踊るシーンはファンタジックでキレイだった。
あー、ヨシくんのダンスの舞台が見たくなったよ。
髪は思いっきりひっつめてるのかと思ったら、左に二筋ばかりハラリってた。
ヨシヨシ、そうでなくちゃ(笑)

作品の内容からイマイチ気乗りしなくて、なのに昼夜2公演のチケ持ってて。
夜公演を売り飛ばして後悔したよ~。
キュートな駿介がもっと見たかった。
あんなサプライズがあるなんて知らなかったもんなー。
観劇中、ずーっとドキドキしてました(笑)
11月にはシアターテレビジョンで放送があるんだって。楽しみー☆
by june-sky | 2006-09-03 23:59 | 観劇・演劇
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