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虹の空へ

junesky.exblog.jp

「ライフ・イン・ザ・シアター」

06.05.06 シアター・ドラマシティ 4列目上手寄り

藤原たっちゃんと市村正規さんのふたり舞台。詳しくはコチラ
ふたりの役名であるジョン(たっちゃん)とロバート(市村さん)を
組み合わせてジョン・ロバートがステキに(笑)ナビゲートしてくれます。

こういう舞台は初めて。
ミュージカルでもなく、大勢でワーワー出てくるでもなく。
ふたり芝居なんて地味そう・・・って思ってゴメン!

さすが、実力派ふたりのお芝居は見応えがありました。
市村さんの演技は初めて見たけど、なんかキュートな人だなあ。
動きが可愛くてお茶目。
月並みだけど、篠原さんのハートを盗んだ(古っ)だけあるね。
声も良くてすごく人を惹きつける俳優さんだと思ったよ。
実力もあるし華もある。
生まれついての役者さんって感じ。

たっちゃんももちろんヨカッタよ~!
ロバート役の市村さんに向けるあの笑顔。くーーーっ。
なんてカワイイんだ!そんな顔見せたら危ないよ。誘拐されるから(笑)
マジで、もうとろけそうな笑顔なんだよ(役柄の上でね)
4列目だからね、表情もハッキリ見えるから。
もう、ふにゅふにゅ~(腰砕け状態)

そして、噂に聞いてたコスプレ竜也。堪能しました。
半裸の竜也。ごちそーさまでした。
しかも舞台に出ずっぱり。ありがとーでした!(笑)

そうそう!
5~6回あったカテコで、最後はスタンディングオベーション。
私たち、上手側ではまわりに先駆けて立ちました。
すぐまえにたっちゃんが出てきて、すごく嬉しそうにしてくれたよ。
こっち見て笑ってくれた。ハイハイ(笑)
たっちゃん、かわいいーーーーーー(壊)

さ、気を取り直してネタバレ感想



この芝居、老いを感じ始めた俳優と未知の可能性を秘めた若手俳優。
ふたりの楽屋での会話、舞台袖のやりとり、舞台中の様子を
オムニバスぽく綴ります。
席に着いたとき最初に見えたのが、ステージの背景に描かれた
客席の絵。
ってことは、私たちはステージの裏からの目線で見てるんですね。
舞台が始まると、そこに化粧台が運ばれてくる。
役者ふたりは、こっちに顔を向けて舞台後に鏡に向かってメイクを
落としたり、舞台前には髪をセットしたりする設定。
あるときは、もう舞台がはねて帰り際、退出のサインをする
劇場出口のシーン。
舞台袖でスタンバッてて(あ、大道具裏か)たっちゃんがセリフを
忘れるシーンとか、どう演じるかとかいう話をしてから出て行って
銃弾に倒れるシーンを演じている役を演じていたり(わかりにくい)
衣裳部屋でふたり、衣裳を着て見せ合ったり。

どのシーンでも、ふたりは役者同士として無駄口を叩いたり、演技論を
交わしたりしてます。
おもにロバートが教訓めいたアドバイスをしてたね。
軽口も交えて、ふたりの会話は楽しそうで、市村さんのセリフや
演技に笑いも起こって。
良い感じにユーモラスなやりとりがあって前半は楽しかったな。

そして後半。
最初は先輩のアドバイスを求めているジョンが、だんだん
新しい仕事が入って自分の世界を持つようになって、ロバートを
軽んじるようになる。
そこは、ちょっと見てて辛かった。
ジョン!こっち来なさい!
先輩に向かってあの態度はなんねーーー!と説教したい気分(笑)

でも、人生ってそういうものかもね。
輝いていられる時期もあり、あとから来た若い才能を羨む時期もきて。
とくに役者とかショービズ界ではそれが顕著で。
後半のロバートを見ているとせつなくなりました。
老いを感じて限界を感じて。自分を追い込んでいく。
このあたりではもう笑いもなくシリアスです。

起承転結ってとくにありません。
ただ、ある日あるときのふたりの会話や表情で、ふたりの関係を
推しはかるのみ。
最初はセンパイの顔色をうかがいながらオズオズと感想を言い、
その意見に素直に喜んで耳を傾けていたジョン(たっちゃん)。
それがいつしか経験を積み、自信をつけ、市村さん演じるロバートの
言葉を疎んじるようになり、態度は傲慢になり追い越していってしまう。

いや、追い越せたかどうかはわからないし、ロバート自身も超売れっこ
ってわけでもないようなので、そこそこ売れてる俳優とちょっと
売れてきた若手俳優。
そのほどほど感が、きっといろんなところでこういう俳優さん達が
舞台に立ってるんだろうなと思わせられる。

そして、このふたりの関係も実際こうであるのかなって錯覚してしまう
雰囲気もあって、そこが見てる側には余計に面白いところなんだろうな。

こういう散文的な作品も結構好きです。
とくに盛り上がりもせず淡々と日常を描くっていうのがね。
終わり方も、え?終わり?みたいな感じだったけども(笑)
それがよけいにリアルな感じで良いなと思いました。
それには見せられるチカラのある華のある俳優でないと、きっと
退屈しちゃうけどね。

この舞台、97年に石橋蓮司さんと堤真一さんで上演されてるんだって。
へぇ、このふたりもまた違った雰囲気だったんでしょうね。
堤さんの若者役、見てみたかった気がする。
いろんな組み合わせで面白くなる作品かもしれないね。
ジャック・レモンとマシュー・フロデリックで映画化もされてるんだって。コチラ
おもしろそうだよ。今度見てみよう。

んでもって、コスプレたっちゃん(笑)
同じ劇団に所属してるふたりらしく、いろんな芝居に出演するのね。
中世の騎士風だったり・・・こんときは剣術のシーンの稽古をしてる
たっちゃんが!
たっちゃんが・・・・王子さま(笑)
アーミーカラーの兵士の格好でヘルメットかぶったり、トレンチコートに
マフラー巻いたり。
とにかくお着替え。
その格好で舞台で演じる芝居もするので、いろんなたっちゃん(と市村さん)が
見れてひと粒で何度も美味しいのよねぇ。
しかも平気で人前で着替えるし。あたりまえか(笑)
はぁ、眼福。

あ、ふたりの稽古場でのストレッチシーンなんてホントに可笑しかった!
市村さんが可愛くてね。
体が硬いのはほんとなのかどうなのか、動きがかわいいの。
たっちゃんはやわらかい体で本気でストレッチしてる感じがグー!
いっつもこんな感じでやってるんだろうな。
とにかくとにかく楽しめた1本でした。

あ、そだ!言い忘れ。

髪にものすっごいスプレー振りまきまくるたっちゃん。
頭頂部の毛がトサカみたいです。丹念に丹念に立たせます。
でも、次のシーンではちゃんと寝かせてくるんだよね。
しかもサラサラ。あれ、どーなってるんだろ。

あと、タバコ吸って煙を吹きかけたり、二人して葉巻をくゆらせたり
客席までその香りがというか、煙そのものが漂ってきて・・・ちょっと煙い(汗)
葉巻はとくに臭い!
これもこの舞台の思い出とともに残っていくのね。おしまい。
by june-sky | 2006-05-11 17:34 | 観劇・演劇
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