人気ブログランキング |
ブログトップ

虹の空へ

junesky.exblog.jp

映画「ひかりのまち」と「エレンディラ」

c0063587_15195614.jpgひょんなところで「RENT」の看板を見かけました。
夕べ、アッキーの舞台つながりで、昔見た映画「ひかりのまち」を
見てたら、こんなシーンが。
ロンドンの街角のシーン。カメラは一瞬「RENT」で止まります。
上映されてる劇場の看板ですね。
たまたまじゃなくて、映そうとしてる意図を感じる映し方。

「ひかりのまち」はアッキーの今度の舞台「エレンディラ」で使われる
音楽を担当しているマイケル・ナイマンが曲を担当してます。
教えてくれたのは、舞台師匠のアヤン。ありがとう!

その「ひかりのまち」
どんな作品だったかなと見返したら、ああ、やっぱりいろいろ忘れてた。
印象としては、映像と音楽のコラボが素晴らしかったということしか
覚えてなかったけど、これ、かなりドキュメンタリーぽくて、娯楽性のない
作品でした。
ロンドンに住む家族がそれぞれ問題を抱えていて、それをのぞき見してる感じ。
BGMがないシーンが多くて、役者さんの息づかいまで伝わってくるから
見てるほうも緊張します。

こんな地味な作品の何が気に入ったかというと・・・
映像に凝るウィンターボトム監督は、ロンドンの街をバイクやバスで走るときに
流れる光に焦点を当てて、そこにナイマンの音楽が流れます。
とても単調で、同じ旋律の繰り返し。
ドラマティックに盛り上げることはしてないけど、映像を見ながら聴いてると
これから起こることを予感して緊張する。
登場人物の状況とか感情の起伏とか、説明がなくても伝わってくるんですね。
このまえコメントで「民俗楽みたいな」とか書いたけど、そういうんじゃなくて
(ちょい訂正)同じ旋律の繰り返しが、とてもエキゾチックな雰囲気。

主役はその家族の3姉妹だけど、ロンドンの街とその光、そして音楽が影の主役。
そんな見方をして、とても感動したんだと思い出しました。

「RENT」はBWでは96年が初演。
イギリスでは99年まで上演されてたらしい。
かたや、この「ひかりのまち」はイギリスでは99年にインディペンデントフィルムの
賞を受賞したりしてるんですね。
だったら、新進気鋭のアート系ウィンターボトム監督が「RENT」を観て
気に入ったとしても不思議じゃないな。



そして、ついでに思い出したのが、この時期(96~00年)、私は頻繁にイギリスへ
行ってたんだよね。
たしか、98年だったと思うけど、「RENT」を上演してたはずのロンドンで
シャフツベリー劇場の近くに宿泊して、ミュージカルでも見に行こうと
おいことになり、私が選んだのは、ホテルからすぐそこのドミニオン劇場で
やってた「美女と野獣」。
友人はそれは観たからとシャフツベリーに「RENT」を見に行きました。
はぁ・・・・・・運命の分かれ目。

まあね、ミュージカルなんて日本では観たことなかったし、とりあえずは
「オペラ座の怪人」「キャッツ」「レミゼ」とか、有名どころしか目が
いかなかったんだよね。残念だ~。
もっと日にちがあったら、きっと観てたかも。
だって、その翌日にはたしか「サタデーナイト・フィーバー」なんかも観た
んだから。激しく盛り上がったけど、まず観る予定にはなかった。
ヒマだったから、今夜も見ようって急に思いついて観たんだった。
なんて贅沢。

このころは円がまだ強くて良い席でも5000円してなかった。
こんな頃に舞台に目覚めていたかった。
まあ目覚めていたら、国内でせいいっぱいだったよ。今がそんな感じ(汗)

そんな舞台初心者にいろいろ教えてくれてるアヤン情報で知ったんだけど
アッキーの「エレンディラ」は映画化もされていて、これは私も見てます。

ばーさんが孫娘に売春させる話。
と言えばミもフタもないけど、砂漠のようなところでテントを張って客を
待つ祖母と孫。
そこへふっと現れる美少年役のアッキー。美少年はおいといても(シツレイ)
残酷な話だけど、場所が砂漠の真ん中だとか映像なんかも、どこか
ファンタジーぽくて。
純粋で浮世離れした一途な少年役にアッキーの風情はピッタリ。
蜷川さん演出の「エレンディラ」、ゲキシネ「SHIROH」を観て以来
念願のアッキーの生声、どうしても聴かなくちゃ。ガンバロ。

ってことで、グダグダ語り終了(笑)
by june-sky | 2006-03-08 16:03 | 映画
<< “ぷっ”すまーーーー! アカデミー賞の季節 >>