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虹の空へ

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やっとこさ「新選組!!」感想

「新選組!!」の感想をちゃんと書かなくちゃ!
なぜかムクムクとそんな気持ちに(笑)
自分的にもなかなか区切りがつかないので、とりあえず書いておきます。

たいせつすぎて書けないというより、見るたびに寂しくなるから
3回めが見られない。
土方さんの最期を何度も見たくないのもあるけど、見るたびに
局長以下、みんなが居なくなったっていうことが
ひしひしと思い知らされて寂しいんだよ。

土方さんは居るけど、局長が居ない。試衛館のみんなが居ない。

最初に見たときからそこかしこに仲間の「不在」が目について
想像以上に寂しくなった。
山本さんが、続編の撮影が楽しみで、でもいざ始まったら前の仲間が
誰も居なくて寂しかったって言ってたけど、それと同じような気持ち。

はぁ(涙)

いちばん最初に泣けたのが
「なんと呼べばいいですか?」「副長と呼んでくれ」
の会話だもんなー。早すぎ(笑)



あの「新選組!」の続編として、ミタニンは期待どおりのものを
いや、それ以上のモノを届けてくれたと思います。

ミタニンが本編を見てくれてた人へのプレゼントと言っていたとおり
待ち焦がれた組!ファンのための、そして山本土方のための続編でした。

時間の短さという制約があったにも関わらず、ステキなエピソードを
たくさん盛り込み、史実を全く知らない私にもわかりやすく、納得できる
筋運びになってた。

その人物の描き方、セリフに表れた思い、そこから見える時代というモノ。
ミタニンの描きたかった新選組のその後と土方さんがそこにありました。
説明するのではなく、登場人物のちょっとした言葉や仕草で、いろいろな
ことに気づく。
さすがミタニン!て何度思ったことか。

登場人物もみなキャラが立っていて愛すべき人たちだったな。
榎本さん、大鳥さんもあんなにも魅力的な人だったとは。
片岡さんの榎本はダンディでステキだったし、茶目っ気があって
嫌味はなくて。
土方vs榎本のディスカッションは、もうサイコーにテンション
上がった。

大鳥さん、和むよーーー。ナイスキャラで賞。
実際の大鳥さんの経歴を見ると、切れる戦略家だったんでしょうね。
でも、今回のデフォルメされたキャラもすごく良かったと思うよ。
榎本には軽く扱われてるように見えるけど、だいじなとこでは認められてて
ヘタレなようで負けず嫌いで。愛しさ倍増!

おなじみの島田に尾関は、もう愛しすぎてたまらん(涙)
土方登場シーンからのやりとりは涙が出そうに嬉しかった。
そうそう、これが試衛館ズ(嬉)

鉄も可愛かったし・・・もう全員!
全員さいこー!

センチメンタルになりすぎず、静かで凛々しく、そして美しく。
素晴らしい作品をプレゼントしてもらえたと感謝の気持ちで
いっぱいです。
こーちゃんファンとしても、凛々しく美しい土方さんを堪能
しました。
ありがとー!ミタニン。

鵺の話は唐突だけど、ちゃんとつながっていたし、見終わったときには
あの鵺は、新選組にとっては新しい時代の波のようなものだったん
じゃないかなと思ったり。
あの多摩から出てきた若者たちはそんな大きな怪物と闘ってたんだなと
思ったり(涙)

唐突と言えばもひとつ、榎本と局長を重ね合わせて見ていたという
土方の言葉。
これはほんとにちょっと「ええーーー?」だったんだけど。
かっちゃん&トシの絆の深さを知ってるからね。
榎本とのことは、見てる側にとってはいきなりだもん。
でも、この言葉があるから、その後のふたりが心を通わせていく様子に
より感動できるんだろうな。
単独ドラマとしても少しはドラマチックにしないとね。
ま、しかたがない。

そして、ろまんち談義。
榎本さんてば、もうまったくーーー!
ドライで合理的で外国かぶれでキザなヤツに見せてろまんちなん
だから~(嬉)
ああいう突っ張ってる男たちがわかりあえていく姿っていいねぇ。
もう自己中で自分カワイイやつかと思った榎本さんの密かな決心にも
泣けちゃったよ。

ミタニンの描く組!や組!!には根っからの悪人は居なかったよね。
誰もが生身の、現代でも通用するリアルな人間像がそこにありました。
人間の素晴らしいところだけじゃなく、ダメな部分もきちんと描いて
それでもなお愛すべき人たち、それだからよけいに愛しくなるんだよ。

かっちゃんもトシもそーじもみんなそうだった。
今回の登場人物も同じ。
土方さんだって揺れ動くし弱い部分も持ってるから、こっちも感情移入
して土方さんの気持ちに寄り添える。

完全無欠なヒーローじゃないんだよね。
「ヒーローが死んじゃった」って私も思ったけど、それはそういう
ダメダメなとこもひっくるめて、それでも土方さんの生き方は
ヒーローの資格じゅうぶんだったよ。

心の中では死を覚悟して戦いに臨むけれど、仲間たちの命は犠牲に
したくない。
そのためには自分の命はなげうてる覚悟だったんですね。

「死に場所を求めて戦う」ではなく、「局長を罪人のままにして
生きてはいられない」ってこと。
勇の汚名を雪ぐまでは死ねないけれど、汚名を雪ぐことと引き換えなら
自分の命は惜しくない。

土方さんの心境を推し量る言葉はいろいろあるけど、基本の信念は
こういうことだったのかなって思います。

あきらめの気持ちでいた土方が、勝ちに行く!あきらめない!と
変わっていく姿は嬉しかった。
「軍議だ!」には痺れました。カッコイイ!

ラストのかっちゃんとトシの笑顔。
もうなにも言えない(涙)
あのふたりの笑顔を見たら、よかったねと思ってトシさんを見送ることが
できました。
切ないけども(号泣)

ラストの鉄が草原を走る姿。
希望が駆け出していったように見えました。
ミタニン曰く、
「敗者だけが見ることのできる、絶望の淵から顔を覗かせた「希望」」
を見ることができました。
大好きなシーンだよ。

細かなトシさんのツボは・・・もうどこもかしこも。
どこをとっても土方山本はカッコイイ。
もうちょっとしたら何回も見直します。あれだけ待った続編。
味わいつくさないともったいない。

昔を思い出してふっと笑うトシ。
寂しそうにカンテラを眺めるトシ。
あのダンダラを鉢巻きキリリと結ぶトシ。
馬上で振り返って・・・・(涙)

あー、いろんなトシさんを見たい。何度でも見たい!

ほんとにほんとにありがとーーーー!(もう誰に言ってるかわからん)

ということで、とりあえず組!!感想でした。
by june-sky | 2006-01-17 16:29 | 新選組!!
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