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虹の空へ

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「L5Y」を振り返る その3

これで最後です。ほんとに最後。
もう過去は振り返らない。
ジェイミーのことは忘れて・・・次はシーモア(笑)



一昨日の大阪公演を観て、この作品は
ジェイミーとキャシーが別の時間軸を生きて、それを
「相手に引きずられないようにする」んじゃなくて
「こっちに引き込んでやるぞ」みたいなパワーを持って
演じてくれたら、それはホントに面白い作品になるんだと
よくわかりました。

この大阪公演で初めて、知らないうちにキャシーにも感情移入して
キャシーの時間軸に居る自分に気づきました。
大阪のNaoちゃん、表現力豊かな、自信にあふれたNaoちゃんは
この舞台でキラキラしてたよ。
ブリッコな箒のダンスがあっても。あ(汗)
そりゃ、舞台経験豊富な山本さんには敵うはずもないけど
でも、キャシーはがんばってた!

ジェイミーの曲は、全編通してメリハリがあって独りで突っ走って
るんだけどハッキリ気持ちが伝わってくる。
ジェイミー自身も常に才能にあふれ、野心に満ちて、少しも
迷いがないから。見てるこちらにもストレートに伝わります。

かたや、キャシーはあれこれ迷い、夢を追い続けても、いったい
誰のための夢なのかもわからない状態。
人として普通の姿なんだけどね。
でも、歌詞を聞くと、いったいどの時期の歌なのか
本心はどうなのかいろいろわからなくなってくる。
それが、キャシー自身の迷いでもあるんだけど。

「山本さんが泣くのに引きずられてしまう」と言ってたNaoちゃん
では、やっぱり物足りなかった。
それでは肝心な時間軸の意味が無くなるもんね。
キャシーの物語はほんとに脇役で、キャシーがジェイミーの5年間を
思い出してる風にしか見えない。
でも、今回は、キャシーにもちゃんと気持ちのメリハリが感じられたし
表情も演技も歌もすごく良かったよ。

この作品の面白さがよくわかった気がします。
時間軸のずれがスリリングだったし、舞台上でのふたり、同じ時空には
居ないのに、暢気にキャロラインの話をしてるキャシーに
そんなことしてたらジェイミーがイライラするよ!とか
ハラハラしたりしたよ。
え?思うツボ?(笑)

パンフの原作者の言葉「ニューヨーカーたちの物語」という言葉を
見てウディ・アレンを思い出しました・
「マンハッタン」とか「アニー・ホール」とか、ちょっと
おしゃれな雰囲気にひかれて背伸びして観てみたけど
日本人の私にはどうもピンと来ない会話が多かった。
アレンが話す言葉の半分もわかってなかったと思う。
そんな感じを想像していたから、その割には等身大のふたりの姿が
よく伝わってきたよ。
それは、やっぱり音楽のチカラじゃないかなあと思います。
だから、ミュージカルってステキ。
あ、山本さん的にはミュージカルじゃないのか。
替わる言葉はなかなか見つからないよ(汗

ってことで「L5Y」祭はほんとにおしまい。
グダグダ書き、あれこれ最後まで読んでくださってありがとー。
by june-sky | 2005-08-09 16:53 | L5Y
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