始まる前はこんなに楽しませてもらえるなんて思ってもいなかった頼長さま。
出番も少ないだろうと思っていたし、公家役だからそんなにぶっとんだ
キャラにもならないだろうしって。
けどやっぱりやってくれますねぇ。
俳優・山本耕史を甘く見ちゃいけません。ハイ。
脇の悪役として、主人公の前に最初に立ちはだかる壁としてその存在感は
大きかったし、頼長さま絡みのシーンはピリッと締まった印象に残る
シーンが多かった。
今回ではあの軍議のシーンがスリリングでヨカッタです。
信西との「孫子曰く」の解釈の違い、実戦での用法の違い。
ここは巧い演出。
そして帝方による夜討ち決行。
耕史くんが感情を表に出さないように演じたという頼長さまのキャラ設定は
ここへきて戦に臨んで役に立たず、へっぴり腰であわてふためく情けない
姿との対比でものすごく生きてきました。
頼長さまのヘタレっぷりは半端なかったですね。
「ヒィーー」っぷりが素晴らしかったw
今までの自信満々で粛正しまくりの頼長さまとは別人でした。
為義さんに怒られてコクンコクンと頷く表情は子供みたいで可愛くて
胸キュンでしたわ。
鸚鵡抱えて「あうっ」ってこけてるのもカワエエし。
ぽろりと出ちゃった白い美脚はなまめかしく(ドキドキ)
ちゅーかそんなに鸚鵡は大事なのか。
鸚鵡の存在感も半端ないですねぇ
よくぞ頼長さまのペットになってくれました。
高貴な頼長さまに白い鸚鵡アイテムはぴったりだったし、ヘタレ頼長さまも
鸚鵡の存在でさらに哀れ感がバージョンアップw
こんなラブリーな頼長さまとも明日でお別れ。
明日にはあんなことになってこんなことになってさらにあんなことにまで(痛っ)
こんなにお別れが悲しくなるほど愛しいキャラになるなんてね。
さすがだわ>山本耕史
頼長さまの最期、心して見ますとも!