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虹の空へ

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5月7日 日野にて その1

あらためまして。ボチボチ日野を振り返ります。
なんだか、もうすっかり、とおーーーーい思い出になってるのです。
ほんの、おとといのことなのにねぇ。寂。

7日は、家を9時前に出て関西から新幹線で東京へ。
東京駅で友人と12時に待ち合わせ。
1年半ぶりの再会で、ランチでもってことでマルビルへ。
2時間しゃべりっぱなしで、まだまだ話題は尽きないけど
行かせてくれー!止めないでくれー!と、涙のお別れ。
2時半頃に東京駅からレッツゴー日野です。

絶対に行かねば!と思っていた土方資料館&石田寺へ向かいました。
ここでずいぶん、高幡不動尊と迷ったんだけど。
でも、とりあえず土方さんの生家と兼定とお墓参りだー!



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夕方近くなので、資料館は人も少なく門のところで隊士達が
出迎えてくれました。

土方さんの手紙の文字は、綺麗で意外に可愛い字のように思えました。
天然理心流の木刀には、土方家の男子の名に付けられた「義」という字が
ツバに彫ってありました。
兼定は、刃身も飾られ、刃こぼれがあったという跡もわからないくらい
磨き上げられ光っていました。
土方さん着用の2着の鎖帷子を見ていると、そこには山本さんの顔が
ぴったりはまり、ちょっとドキドキ。
じっくり、静かに見学できて、とても良かったです。

また、写真が飾ってあり説明もあったのですが、4月上旬に
土方家のご子孫が函館に向かわれたそうです。
目的は、一本木柵関所の慰霊碑や碧血碑、称名寺など、土方さんの
終焉と地とされる場所の土を持って帰ること。
今まで慰霊してくださった方々に御礼を言われ、その土は、石田寺に
納められました。
これで石田寺の土方さんのお墓は、遺骨などの入っていない供養のための
「引き墓」ではなくなったということなんだそうです。
土方さんの魂も無事、生まれ故郷に帰れたというわけでしょうか。
シミジミ~。

大河の「新選組!」を見てから、土方さんって、遠い歴史上の人ではなく
ほんとについ最近まで生きていた人のように身近に思えています。
その思いが、さらに強くなって、ほんとにあんな人が居たんだ。
実在の人物だったんだと、しみじみと実感しましたよ。
なんか、うまく言えないけど、こう・・・土方さんの思い・・・かっちゃんへの
思いや新選組への思い、熱い気持ちが実際のことだったんだなと。
そう思うと、なんだか泣けてきて・・・あまり、人が居なくてよかった(笑)

5月7日 日野にて その1_c0063587_12381293.jpg

綺麗なご子孫の方にも挨拶して外へ。
玄関脇で土方さんお手植えの矢竹を拝見。
武士になるぞ!と決意をこめて、これを植えたんですね。
いまも青々と綺麗に茂ってましたよ。

表に出て、隊士達に石田寺への道を聞くと、「ご一緒しましょう」と
連れていってくださいました。
もう、お仕事も終わる時間だったのかな。なんて親切。
ダンダラ隊士5~6人に囲まれて歩く。
日野の道を歩く。

ああ、トシさーーーーん!

なんだか感慨深くおもしろく(笑)

道々、さきほど見た「函館から土を持って帰られた話を初めて知りました」って
言うと、「連休中はなかったですよ。今日から展示したんじゃないかな」と
いうことでした。見れてよかった~。
彼らは「新選組同好会」のメンバーで連休や新選組祭の間、お手伝いを
してるそう。
「こんな変な奴らと一緒だとイヤでしょ」と言われてましたが、なんのなんの。
光栄です。

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7~8分で石田寺到着。
お墓の前まで連れてってくれました。
ありがとーございました!
土方さんのお墓は、綺麗に手入れもされていて。
いまはどんな気持ちでここに帰ってきてるのかな。
でも、きっと、かたちはなくても、いままでも、魂は日野に帰ってきてるよね。
などと、(心の中で)話しかけお参りしました。
土方姓に囲まれた一族のお墓で、安らかに眠るトシさん。

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これは、土方さんのご子孫土方康氏が明治百年を記念して
建てられた記念碑。
「土方歳三義豊之碑」とあります。

ということで、約束の時間も迫り、立川駅前で明日のお連れのえみさんと合流。
3月のオフ以来ですが、楽しく、話も弾む弾む。
明日の相談は「何時に行く~?」ってことだけで、あとは山本さん話や世間話。
これもプチオフのようで楽しかったよー。

明日は、4時起き。うげっ。あと4時間しかないや~。
部屋のアラーム、ホテルのモーイングコール、携帯アラームの3本立てです。
朝に弱い私でも、さすがに起きるでしょう。
by june-sky | 2005-05-10 12:57 | 新選組!
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