ブログトップ

虹の空へ

junesky.exblog.jp

「アビエーター」

c0063587_17574352.jpg
《05.04.09 劇場鑑賞》
☆☆☆・・・ハワード・ヒューズの破天荒な人生を遠くから眺める。

ハワード・ヒューズに興味を持った。
なぜ、彼はそうなるのか。
なぜ、そうしたかったのか。
なぜ、そうできなかったのか。
そして、どうなったか・・・

伝記ものとしては、それで成功なのかもしれない。
でも、あらかじめヒューズのことを知っておかないと、漠然とした想像
でしかわからないことが多すぎたような気がします。
そう考えると、伝記ものというのも違うのかな。
見る前に調べとけってことですか>スコさん(汗)

ディカプリオは熱演は伝わったし、ケイト・ブランシェットは
素晴らしかった!
作り込んである美術も空を駆けるCGも凝っていたし。
ほんとにケイトの演じるキャサリン・ヘップバーンは魅力的な女性でした。
奔放で自由な精神の中に優しさや母性も感じさせる人物。
その容姿も雰囲気が出ていて自然で、しかも華があって。
アカデミー助演賞も納得です。



幼い頃の母親との関係性(母親が潔癖で過保護だった)から
彼が強迫神経症を患うこととなったんでしょうね。
それは、オープニングの象徴的なシーンから、そうなのかなと。

精神的に不安定になったら、手を洗わずにはいられない。
洗い出したら止まらない。
他人の飲みかけのものを飲めない。
そういうことが、精神を病んでいるせいなのか、それが何を
意味するのか。
そういう精神の不安定さを持った人が飛行機を操縦するということは
どういうことなのか。
危険はないのか。

いろんなことが理解力不足かもしれないけどピンと来なかった。
エピソードが盛りだくさんすぎて、深く伝わって来なかった。

いろいろな「なぜ」が見てる最中にわき上がり、結果、見終わって
彼の情報を得ようとネットで調べたりはしてけれど。
細かい事実なんて知らなくても、感動したぜ!熱さが伝わったぜ!という
気持ちには、私はちょっとなれなかったなあ。
そこまでになるには、ヒューズという人が理解できませんでした。

辛口で申し訳ないけど、スコセッシ監督は好きなんです。
あの下がり眉が(笑)
じゃなくて、「グッドフェローズ」とか大好き。
マフィアの世界にいる男達の悲しさと人間臭さが、グッとこちらに
迫ってきて凄い作品だと思いました。
なのに、「ギャング・オブ・ニューヨーク」にしても「アビエーター」にしても
大作になったら、グッと来るモノがなくなった。寂しい・・・。

興味がわいたのに、彼の人生を最後まで見届けられないという消化不良な
気分もありやっぱり☆3個。
[PR]
by june-sky | 2005-04-17 23:50 | 映画
<< 「土方歳三、かく語りき」ですっ... 2スマ in スマステ&「L5... >>