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「ANJIN~イングリッシュサムライ」in 大阪(1回目)

c0063587_1740478.jpg(10.01.23(土)12:30 ドラマシティー
4列目下手サイドブロック)

FCで申し込みそこなった「ANJIN」ですが
友人の協力もあって、とりあえず2公演、観にいく
ことになりました。
2010年最初の観劇です。


噂によると、前方の席だと字幕の電光掲示板が見えにくいとか。
ワタシのチケットはこの日は4列目サイドブロック。
たしかに左右に出る字幕を読んでると役者の芝居を
見落としたりするし、でも、字幕は見ておきたいし。。。

結果、途中から字幕は半分捨てました。
字幕と役者が楽に視界に入るときだけ字幕もチラ見。
結果、詳しいところはわかってない部分もあったかもしれないけど
それでもなんとかなります。いろいろと。

以下、簡単にとりあえずの感想です。



うーーん・・・・なんかもったいない!
観終わった後、一番の感想がこれです。
主役クラスの俳優が3人も出ていて、それぞれに素晴らしい演技で
すごくゴージャス。
見せ場はいっぱいあるし、一つ一つの場面は面白かったし、結構
笑ったような気もするし、でも、なんだろう。
何か物足りない。
それぞれのエピがたくさんありすぎて(盛り込みすぎ?)、そこで
気持ちが盛り上がって、何かラストに一気に押し寄せてくる
波のような想い。
そういうものがちょっと感じられなかったような。

それは情報がいっぱいで(とくに言葉がね)、観てるワタシが
いろんなものを受け止めきれてないんでしょうか。
いきなり幕が開いて、一番最初のシーンで英語が聞こえて慌てて
字幕を見たり、外国人がしゃべってるから字幕を見たら
片言の日本語だったり(汗)、
聞き取れなくて何語だろうと考えてたら薩摩言葉だったり(アハ)
ちょっと混乱しちゃって、そういうことに気を取られすぎたかも
しれないなあ。

いっそのこと、通訳のドメニコが訳すなら字幕は要らないかも。
ドメニコの台詞を聞いてたらいいんだしね。
台詞を訳したり、その訳を聞いて台詞を返したり、台詞が同時に
重なったり、役者さんもタイヘンだっただろうなあと思います。

役者さんはみんな熱い演技でした。
その中でも市村さんの家康はヨカッター!
家康と国松のシーンは唯一ワタシがじーんときたシーンです。
孫を諭すように処刑を言い渡す祖父と健気にそれに従う孫。
このシーンは泣かせるよねぇ。
市村さんからは天下を統一する者の悲しさや苦悩が伝わってきました。
やっぱり凄い役者さんだと再認識しました。

竜也くんは宣教師で、北条家の血を受け継ぐ若者。
英語が堪能なので通訳も務めます。役に立つよ!
戦を見ると武士の血が騒いで大砲撃ちまくりなドメニコ。
その設定が予想外で面白かった。
ここでやっとドメニコも若者らしさを見せ、たっちゃんの魅力も全開。

ウィリアム・アダムス(三浦按針)役のオーウェン・ティールも
この舞台のために日本語を勉強したんだよね。
がんばったんだろうなあ。
アダムスは日本に来てその慣習に戸惑い、でも自分の出来る限りの
コミュニケーション力でなんとか日本人とも上手くやって、結果
家康に見込まれ、ますますイギリスへは帰れなくなる。
皮肉な運命です。
西洋の知識を教える代わりに身の安全を保証してもらい、家康から
土地や民を拝領し領主となる。大出世や(笑)
段々と日本の良さがわかってきたら、英国人の悪しき習慣が
鼻につき、その姿に失望する。
日本とイギリスのどちらにも属する者として、いや、属さない者
としての葛藤も伝わってきました。

他にも淀君や真田幸村や、なんかやっぱり良いシーンがいっぱい
あったよ。
按針とお雪との関係も家康と秀忠のことも、もっと見たかったな。
家康と按針が心を通わせ合う様子ももっと見せてほしい。
世界を知らない家康が、按針を通して世界を見ようとする姿には
なんだかちょっと感動。
家康はなかなか魅力的に描かれたね。

宣教師と武士、神の教えとそれに反する戦という双方に引き裂かれる
ドメニコの苦悩は、英国と日本、英国の家族と日本の家族、ウィリアム・
アダムスと三浦按針、いくつものものに引き裂かれる按針の苦悩と
呼応します。
そこももっと掘り下げて見せてほしい。
って言ってたら3時間半では見せられないよね。
ワタシこそ盛り込みすぎ(笑)

でも、たっちゃんの宣教師ルックも甲冑姿も美しかったし、そしてラストの姿も。
ちゅーか、あれはいきなりすぎてちょっとビックリしたがな(汗)
たっちゃんファンへのサービスですか(笑)
ま、その姿が必要だったかどうかは別として(あ)、目の保養になりました。
舞台の美術も豪華、アダムスが感嘆した家康の城の襖絵は、でかくて
金ぴかで、目の正月ができました。

そして、明日は2回目の観劇です。
明日は字幕なんて見ないよ。細かいことなんて気にしない!
とりあえず、たっちゃんがん見だーーー!
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by june-sky | 2010-01-25 23:59 | 観劇・演劇
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