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虹の空へ

junesky.exblog.jp

「ロング・エンゲージメント」

《05.03.17 劇場鑑賞》
☆☆☆☆★・・・リアリティに裏付けられたファンタジー。これに私は痺れます。

c0063587_12545498.jpg「アメリ」のジャン=ピエール・ジュネ監督と、その主演女優だったオドレイ・トトゥの強力コンビ。
これは楽しみでたまりませんでした。
「アメリ」は、その年のmyベスト3に入るほど大好きな作品。
ファンタジーとこじゃれたパリの雰囲気と音楽のコラボが
素晴らしかった。

そんな感じで楽しみにしていた「ロング・エンゲージメント」ですが
trailerを見てちょっと不安に。
戦争もので悲恋もの?苦手な分野じゃないの~(涙)

で、劇場へ。
ところどころ、血まみれで痛そうで寒そうで・・・・しばし硬直(見てる方がね)
でも、こっくりした深みのある、この監督お得意の色遣いの美しさは健在でした。
セピア色というか、黄金色というか、深みのある色彩の映像が、レトロでやさしい
ファンタジっクな雰囲気を醸し出してます。

マチルドと婚約者マネクのストーリーが本筋だけど、脇の登場人物も多くて話は
こみ入ってます。
ちょっと注意してないと、誰が誰やら・・・そういう意味でも、もう一度観たい。
ミステリーテイストな雰囲気も巧く描かれているので(ミステリーじゃないけど)
最後までドキドキするし・・・。
ファンタジーとリアリティとミステリーとヒューマンの融合。みたいな(笑)
痛いシーンを我慢しても、もう一度観たいと思わせられる作品でした。



始まって、しばらく、ほんとに唖然・・・これは戦争映画?
すんごくスペクタクルな戦場シーンが続きます。
というか、痛い(涙)
でも、リアルな戦争シーンがあるからこそ、ヒロイン、マチルドとその恋人の美しい
思い出が生きてくるんだよね。
マチルドのひたむきな思いや行動が理解できるし、悲しみも伝わってくる。

ラストの希望に溢れる映像は素晴らしかったです。
黄金色に輝くふたりの未来を暗示してる。
もちろん、彼の記憶が戻るのかどうか、マチルドをまた愛するようになるのか
それはわからないけど、でも、二人の人生にはまた愛と夢と希望が戻ってくると
思うのです。

マチルドを見た彼の言葉、「歩くと痛むの?」(たしかこんな言葉)は、最初の頃の
幼いふたりの出会いにリンクしてました。
マチルドとマネクが最初に交わした言葉。それが、二人の始まりの言葉でした。
またそこへ戻ってきたんだと思います。
すべてはここから。
また始まるんだな。
よかったね、マチルド。

びっくりしたのは、ジョディ・フォスターが出ていたこと。
知らなかったので、まさかフランス映画のこういう作品に出てくるとは・・・
悲しみに満ちた戦争未亡人を演じていて、やっぱり巧いなあと思わせられる人でした。
彼女も好きです。
by june-sky | 2005-03-31 12:55 | 映画
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