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虹の空へ

junesky.exblog.jp

Hedwig in 名古屋~その1

新生ヘドウィグに会いに名古屋へ行ってきました。
いてもたってもいられず、急遽決めた日帰りヘドツアー。
いやぁ、行ってヨカッタ。
この1週間、どうにもやりきれず、ご機嫌ナナメで過ごしてきたワタシ。
ここで一気にパテンションアップ!
気のせいか、胃腸もバッチリ治った気がします。
われながら単純(笑)

ネットであれこれ聞いてはいても、そして耕史くんのことは信じていても
心のどこかで、やっぱり急ごしらえ感は否めないんじゃないかなあと
思いつつ臨んだ名古屋2日目。
よけいな心配でした。
やっぱり山本耕史はは凄いヤツだなあと実感しました。
山本耕史という素材があってこそ作り直せたんだろうなあと。
そして、その彼を盛り立てるバンドメンバーやスタッフのとてつもない
頑張りも実感しました。

最初からずーーっとこんな風にやってたんじゃないの?っていうくらい
違和感なし。
再々演はこうなりましたって言われても自然に受け入れられる。
凄い人たちだよ!(感動)

まずはオープニング。
立ち上がって迎えたヘドウィグの変わらない姿と観客の拍手でちょっと
泣けるワタシ。
ヨカッタ。今度は幕が上がったという安堵の気持ちでいっぱい。
大阪のことはもう忘れられると、このとき思いました。



新生ヘドウィグは聞いていたとおり、耕史くんの一人舞台の要素が強かった。
ヘドウィグもママもルーサーもトミーも耕史くんが演じます。
「L5Y」での時計の精をずーーっとやってるようなもんですね。
そりゃ、見応えあるよ。
あの切り替えの早さと正確さ。
それぞれのキャラが際だってて、それぞれの感情をちゃんと表現して
おまけにすんごい笑いもとって。
もう感動しました。

耕史くんの歌もさらにパワーアップしてたような。
声は伸びてるし、歌い方のメリハリもさらについてるし、「Angry Inch」の
シャウトっぷりも「Midnght Radio」の迫力も格別。
「Wig In A Box」の歌い出しも、せつない気持ちだけじゃなく、なんていうのか
情念みたいなものさえ籠もってるような、今までにないディープな感じ。
やっぱりここでちょっと泣ける。

コーラスは望月さんだけじゃなくて、アングリーインチのDAIさんや
朝井さんも今まで以上に参加してる。
バンドメンバーの立ち位置も変わりました。
ごちゃっと端っこに固まっていたのが、朝井さんがちょっと中央まで
出っ張って、より存在感を出してる。
これはケガの功名というか、この方がいいよ。
あの台詞「お○○○野郎ってことかな」もバンドの誰かが日替わりで
言うことになってるらしく、今日は朝井さんだった(らしい。友に確認)
そういうの、良いね。もっともっとバンドと絡んでーー。

バンド紹介も楽しいことになってました。
「知らない人とでもバンドが組めるスクズプ」とか
「シュラトコ(だっけ?)、生活がかかってるからって裏切るのはやめてね」とか。
家族が増えたDAIさんのことみたい(笑)

それから、忘れちゃいけない。
個人的な萌えポイントはヘドウィグの格好でする木村にーさんの物真似。
スマファンとしては大喜びです。超萌えポイントです(笑)
あのルーサー、カテコで違うって言ってたけど、どう聞いてもそうでしょ。
髪をかき上げるような仕草に「ちょ、待てよ」で「ぶっちゃけ」だよ。
ほんまにもう~(嬉)
あの独特な台詞の「間」もね。ぶっちゃけ似てる。特徴掴んでる。
キムラちゃんにチクるわよー(笑)

って、笑ってるけど、これも耕史くんの苦肉の策なんだろうね。
一人何役も演じ分けなくてはいけないし、ちゃんと客にそれを
伝えなくてはいけない。
わかりやすいっていうことでは木村にーさんだったんだなあ。
だって、「Sugar Daddy」のルーサーの台詞も耕史くんが言うんだもんね。
木村ルーサーで。
英語なのに木村くんになってる。芸が細かいなあ。凄いわ。
これならきっとバレても許してもらえるよ。うん(笑)

カテコは「Origin Of Love」。
やったーーー!カテコではこれがイチバン嬉しい。長い曲だし(笑)
これまたあいかわらずカッコイイ耕史くんでした。

カテコの挨拶はなかなか率直で、珍しくちゃんとしたことを(シツレイ)
「ここんとこ1週間くらいタイヘンだったんですが、僕らと皆さんとで
盛り上げて、この結晶がここにあったのではないかなと思います」
「ミュージカルというものをやってるつもりではなく、ロックパフォーマンス
というか、新しいモノと思ってやってるつもりです。
何て呼べばいいんでしょうね。名前募集してます。」
おおよその感じですが。
なんか、いろいろ乗り越えてこ言ってるのを聞くと、ほんとに頑張ってねと、
応援してるよ!と言いたくなります。

そして、オリジン後、三度目に呼ばれて「もうなにもできません」と
言いつつ、ブーツの底にグミがくっついてなかなか取れないトラブルが
あって、「なんか変だと思ったら、やっぱりルーサーだった」と笑わせ

ルーサーの場面で客席から「タクヤー!」と声がかかったことに触れ
「さっき、ナントカって呼んだけど、ルーサーですから」と言いつつ

「ちょ、待てよ」とまたまたキムラちゃんの真似するこーちゃん(激萌え~)
「ま、そんなこんなで僕も試行錯誤しながら(笑)」って感じのこーちゃん。

勢い余って一本締めまでしちゃったよ。
新しいレパートリーかと、これが一番のビックリ(笑)

とりあえず、ここまで。続きは明日にでも。
今日は気分良く寝られます。やったーーーー!
by june-sky | 2008-06-01 23:59 | Hedwig 2008
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