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虹の空へ

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ヘドウィグを観て~その2 & ピンポン!

ヘドウィグのいろいろを好き勝手に語るシリーズ(ウザ)
今日はイツァークについて。

あ、そのまえに、昨日のピンポン!ですよ。
何が見たいって、役を離れた二人のツーショットが見たいわけですよ。
両方の大ファンとしては。
ありがとー!ピンポーーーーン!(大喜)

あー、仲良し鉄銀兄弟のET。
どんな話の流れでのETなのか。それが知りたいっ!
「ト・・・モ・・・ダ・・・チ」とかゆーてんでしょーか。
そのET後の耕史くんの指に顔を近づけるキムラちゃん。
うわ!指、パックンする?あ、違った(がっかり)(笑)
あー、びっくりした、
ふたりで笑ってたけど何やってんだろー。

爆発シーン撮影を弟に報告してる兄の言葉も全部聞かせてー!

ほんっとに仲良さそうでしたね。
自然な笑顔が
「愛情にあふれてて、可愛らしく笑う人」とか云われてましたよ、たっきゅん。
キムラファンにはとっても嬉しい言葉です。うふふふふふ(キモ)
ふたり揃って並んで歩いてるのが、また。
くーーーーー!
カッコイイーーーー!
2人で現場を後にする姿に萌えーーーーーー!でした(笑)

そして、ヘドウィグとイツァークのこと。



今回の舞台では、この二人の関係がわかりにくかったですよね。
映画を観てるワタシでも混乱したとこがありました。

「このひと、クロアチアのドラッグクィーンだったの」っていう
ヘドウィクがイツァークとの出会いを説明するくだりを
さらっと通り過ぎると、そのあとの関係性がわかりにくい。
そうすると、ラストがわからなくなりそう。

ヘドウィグがイツァークと出会ったのは、ツアーでクロアチアへ
行ったとき。
イツァークがヘドの前座を務めたんだよね。
女装して同じようなウィッグをかぶって、キャラがかぶっているうえに
自分より綺麗で歌の上手いイツァークに、ヘドはおもしろくなくて
舞台をすっぽかす。
その帰りを待ち受けて、イツァークは「ここから連れ出して」と
頼みます。
そこでヘドは、連れて行くかわりに、もう、ウィッグはかぶらないと
約束させる。
「自由を手に入れるためには何かを手放さないと」と、かつて自分が
言われたことをイツァークに言い渡すヘドウィグ。
ここで、ヘドウィグはイツァークにとってのルーサーになる。

映画ではこの辺のことが詳しく描かれています。
あ、といっても、クロアチアのシーンは削除されたシーンとして
特典DVDの方に入ってるんだけど。
ジョンも、このシーンを削除されたのは残念だと語っていますね。

いままでの舞台ではこのあたり、どうだったんだろう。
三上ヘドも見てないのでわかりませんが、ジョンの舞台だとミリアムが
ずっと無表情で、ヘドへの不満がその顔に表れていたようでした。
イツァーク役だけだと、あれを通すことができるからわかりやすいのかな。

イツァークはウィッグをかぶることはもちろん、ヘドィグより
目立つことはダメ。
だから、今回の舞台でも、ヘドより前に出て歌おうとするイツァークを
ヘドが邪魔したり、「シャワーを浴びてきたら?臭いから」という暴言があったり。
追い払われたり、虐げられてたりするんですね。
そんな状態なのに、お気楽にウィッグを愛でたり、シャボン玉吹いたりしてる
イツァークとのギャップ。
そのへんが、なんだかすんなり入ってこなかったように思うわけで。
いや、シャボ玉シーンはかわいくて好きですが(汗)

キスをしようとしたヘドウィグをかわすイツァーク。
ヘドのほうが立場が弱く見えたり、なんかその辺が定まらない気がしました。

特典でも、イツァークは難しい役だと言われてます。
「イツァークは何もしてはいけない。敵意と苦痛を表す以外にはね」って。
あれ、誰だっけ(汗)
舞台を観てから、この言葉の意味がわかります。
だから、何だか煩いような微妙な感じがするんだなあ。

そして、極めつけは最後の白いドレス。
最初見たとき、正直、呆気にとられたのよね。ええーーーー?って。
ワタシの思うヘドウィグとはかけ離れた存在と思えるピラピラの白いドレス。
中さんは綺麗でした。
でも・・・・あのドレスはロックじゃなかった。
そのひと言かな。
たぶん、製作の意図としては、ヘドウィグがウィッグの呪縛
(カタワレ探しの苦悩)から解放されたとき、イツァークも自由にしてあげた。
ウィッグをかぶり、綺麗なドレスをまとい、オンナになりたいという
本来の自分の気持ちに正直に生きればいい。
ヘドウィグも本来の姿で生きていくから。

ということかな。

映画でもイツァークは綺麗な女装で終わってる。
でも、違う形で。ドレスのニュアンスが全く違ってた。

ヘドが自分の口紅をぬぐってイツァークの唇になすりつける(丁寧にだけど)
シーンは、こーじヘドの表情にやられます。
あれで、白いドレスじゃなかったら、もっと好きなシーンになってたかも。
それまでの黒ずくめのイツァークだったらどうだろう。
かえって、もっとドキドキしたかもしれないなあ。うんうん。

あくまでも、これはワタシの感想で解釈で、前にも書いたけどいろんな
ヘドウィグがあっていい。
そんな思いもあったうえで、それでもちょっと気になるところもあるんだな
ってことで。

週末、またヘドってきますー!(友の言葉を借用)
by june-sky | 2007-03-03 01:11 | Hedwig 2007
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