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虹の空へ

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「リトショ」 in 大阪 その2(楽日アドリブレポ編)

「リトショ」大阪公演が終わりました。
3日間、楽しかったなーーーー!
もう、あのキャストであの舞台を見ることができないと
思うと寂しい。
見るたびに新たな発見があったし、舞台の上には見ていたい
ものが いっぱいだった。

昨日の楽の席は12列目中央でちょっと後ろだなと思ってたけど
通路から2列目さえぎるものもなく見渡せる良い席でした。
最後をしめくくるにはふさわしいかも。

そこから見るステージは、額縁に入った絵のようで、そこで動く人々は
絵本の中の人物みたい。
人喰い花なのに、オードリーはかわいく見えるし。
この舞台が好きな理由の一つが、ポップな絵本を見るみたいってとこ
なんだよね。

大阪は初日からノリがよくて笑い声も多かったけど、やっぱり
楽だけあって拍手も気合いが入ってる。
ここぞという見せ場が終わると、みんなチカラのこもった拍手が
来てました。
大阪バージョンのアドリブもあって・・・

ってことで、大阪楽でのいろんなことを簡単に・・・と思ったけど長っ(汗)



○デートに出かけていくオードリーに見とれて、ムシュニクさんを
押しのけて舞台を横切るシーモア。
勢い余って階段を下りて店の外に出てしまうシーモアにムシュニクさんが
「シーモア、そこは外だ」「寒いから入りなさい」と。

前日はシーモアも階段1段下りただけだったのに、今回は大胆に
表に出てました。さすが楽(笑)

○シーモアが「店に残って弱った花の面倒を見なさいと」と
ムシュニクさんに言われるシーン。

「わかったか」と言われて「わかってるで」と返すシーモア。
昨日までは「わかってるぞ」でした。

大阪バージョンは嬉しいけど、アクセントが違います。
「わかってるでぇ」ってどんどん上がっていかないといけないのに
標準語の「わかってるぞ」の「ぞ」を「で」に変えただけっぽい。
関西人としては教えてあげたいー(笑)

○んで、「え?」とムシュニクさんに聞き返されると
「日本には大阪という国があって、そこではなんかそう言うらしい・・・」
とシーモアが尻すぼみながらもがんばったけど
「いまはお前の方が格下なんだから敬語を使いなさい。
「なんとかデ」なんていらないんだよ」
と返してた小堺さんの方がおもしろかった(笑)

そして、お約束の「今日から私はあなたのしもべです」
とかなんとか、いちいち復唱させられるシーモア。
最後「ご指導ご鞭撻のほどを」には「ああ、もう無理」って(笑)

ここは、東京の最後あたりに山本さんが仕掛けたアドリブを
小堺さんが上手にまとめた感じ。
東京楽前では「もうひとこと!耕ちゃん惜しい!」ってとこが
あったから。
東京でも小堺さんと耕ちゃんの「今後ともヨロシクお願いします」
というリアルぽい会話で楽しめたんだけどね。

○「ムシュニク&サン」で小堺さんが「イエエ~イエエ~♪」と
言いながらと言いながらスポンジで体をごしごしするシーン。
踊りながらバケツの中に放り込み、「ナイスシュート!」と
いうところ、はずしちゃうんですね。
すかさず「おーまいがっ!」と拾い上げ、また放り込んで
「ナイシュー!」
このあとの吹き矢を含めて、ここは何度見ても笑える。
シーモアの逆襲は、東京の最初の方だけ?
あれ、おかしかったのにな。

○オリンもがんばってます。
「職 業 病 かなーーー」って言ったあとで「チッチキチー」って。
チッチキチーて(笑)
大阪バージョンのギャグに本日イチバンの大ウケ~♪
・・・と書いてるけど、私にはこのギャグがわからず(汗)
いや、いまはわかってる。友に解説してもらったから(恥)

○シーモアがオリンを殺す決意をして乗り込むところ。
ピストルを持ってぶるぶる震えてるシーモアの目の前でパンッ!と
手を叩いて脅かすオリン。一瞬止まるけど、また震えるシーモア。
これは大阪初日にもやってました。

○シーモアが歯医者の治療椅子でクルクルまわってるとき、オリンも
「オゥ!オゥ!」言いながら一緒にクルクル回ります。
このパターンも今日イチバン笑いが起こってた。

というか、オリン。
今日はすんごいハジけてた。すんごいよかった。
越中ファンになりそう(笑)・・・・素顔がカッコイイーーーー(邪)

○で、カテコまで飛びます(笑)
だって、後半はアドリブってないもんね。
1回目2回目は今までどおり。山本さんも「ありがとう!」くらいは
言ってたかな。
3回目のカテコで、客席がほとんど(全員?)スタオベしてるの見て
嬉しかったのか、側転+バク転みたいのをしたよ。
場内ワーワーキャーキャー大歓声。
「みなさんのおかげで大阪公演も無事終わりました。ありがとー」
みたいなことを言ってました。
私も楽しませてもらってありがとー!の拍手を思いきりしておきました。

○このとき、越中くんと健ちゃんがウルウルしてたと最前席からの情報アリ。
がんばってたもんねーー!パチパチーー!

○お別れの言葉は、ハケるときに手を振りながら
「明るいうちに帰ってくださいー!」でした。

○あ、最後まで舞台にいたのは根っこの建ちゃん。
ムシュニクさんとオリンが根っこの手(?)をポールに結わえちゃったので
動けず(笑)
で、ダレが助けたのかなー。ここ、ちょっとあいまい。
最後に客席にお辞儀して帰っていきました。

ってことで、とりあえず大阪楽アドリブレポ編でした。

「東京初日から比べると全然別物」って初日以来見た友が
言ってたけど、たしかにシーモアもオードリーも変わったよね。
シーモアはより自然になったから感情移入もできるようになったし
歌もハッキリとメリハリがついた。
東京楽での音響の良さがそのままに、大阪もクリアに聞こえました。

多香子ちゃんも感情表現が豊かになって、もうオードリーそのもの。
小堺さんとのカラミにも思いきりが出て、ぶっとばしっぷりに
遠慮がなくなった(笑)
すんごい勢いでズッコケてるオードリーがかわいかったよ。

あ、あと気づいたのは・・・気になったのは(笑)、シーモアとオードリーの
デレデレぶり。
これって、初演の頃はこんなじゃなかったよね?
オードリーには彼氏が居るのに、最初からでれデレデレイチャイチャ(笑)
またそのふたりが可愛くてねー。好きなんですけど。
多香子ちゃんがこなれてきたのかもねー。

ま、これは健ちゃん&チョモさんにも言えるんだけどね。
舞台の端っこでホームレスふたりがラブラブなんで、気になって
気になって。すんごい楽しそうなんだよねー。

ってゆーか、昨日なんかシーモア見納めなのに他の人たちに
目が行って困ったよ(笑)
3人娘もかわいかったねー。
ネイルのシーンなんかすんごい小芝居してるし。

と、今日はここまでにしておきます。
また時間があったら「シーモア双眼鏡ポイント」とか「作品として
好きなワケ」とか書けたらいいな。

ま、シーモアポイントは、私の場合、ほとんど歌のとき。
忘れてしまわないうちに書きとめておかなきゃ。
だって、DVDが出そうにないもんね・・・(涙)

とにかく歌う山本シーモアはカッコイイよーーー!

「あこがれーはジェームスディーン~♪」とかほんっと痺れるー!

「ヤツにはえさをやらないでーーー♪」とかムダにかっこよすぎ。

これ語り出すと、ほんっと熱くてうざいバカになります(笑)

とはいっても、年末の仕事がタイヘンです
ムック本もまだ買ってない!(焦)
とりあえずプレマップがんばらなきゃーーーー!
by june-sky | 2005-12-19 16:06 | リトルショップ・オブホラーズ
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