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「ステキな金縛り」~耕史くん&つよぽん編

「ステキな金縛り」~耕史くん&つよぽん編_c0063587_16221518.jpg先週のレディースデー、仕事帰りに
観てきました。
祭日の前日ということもあり、ほぼ満席。
さすがミタニンブランドだ。
やっぱり人気あるなあ。
劇場内では何度も大きな笑い声が起こり
ワタシも映画館ではここ数年で一番
笑ったかも。
2時間22分、たっぷり楽しみました。


とりあえず、耕史くんとつよぽんについての
感想です。









オープニング、ティム・バートン張りのファンタジー映像に
まずググッと惹きつけられました。
お屋敷とそこへ続く道のある景色はまるで絵本みたい。
ここでもう掴みはOK!な気分。

そしていきなり登場するピエール・・・じゃなかった、耕史くん。
ワタシはあの髭と髪型とピッチリしたクラシカルなベスト姿を
予告や宣伝で見るたびにジゴロなペテン師のピエール(フランス人)と
勝手に呼んでました。
いや、日本人で日野勉さんですけど。
ミタニンのイメージは「真夜中のサバナ」のケビン・スペイシー。
あ、そうだったのか。
この作品は録画とかで見たんだけど、あんまり印象に残って
ないんだなあ。
ちょっともう1回見直してみたい。
「日本のケビン・スペイシーにしたい」(パンフより)と本気で
思ってくれてるのがウレシイです。
思いつきじゃなかったんだね。
ファンはその人ことをずーっと覚えてるよ(笑)

そういえば日野さんって台詞があんまりなかったような。
表情とか身体の動きとかは思い出せるんだけど、台詞が
あんまり記憶にない。
最後の法廷では叫んでた?
もう1回観ようかと思ってるのでそこらへん確認してこようと
思います。

あ、オープニングでキャストのクレジットがカステキな感じで
流れるんだけど、耕史くんの名前が出てる時間が結構長かった。
スクリーンで名前見るのってウレシイ。
こんだけのことがウレシイw

日野さんはステキな衣裳で、スタイル良いからあんな格好が
すんごい決まってる。
ちょっとハスに構える感じで、そのキャラで大慌てする様子が
可笑しくて。
その佇まいはダンディを目指してるのかコミカルでいきたいのか
その半々くらいな感じかな。
日野さん見るときはずっと薄笑い。
なんかニヤニヤしちゃうんだなー。
ああいうのは本人も楽しんでやってそうだと思うから。

出番は少なくてもインパクトは大。
演技とかそのシーンでの存在の仕方とか、そういうものには
何の不安もないので、突っ込みどころは衣裳とかヘンテコなキャラとか
そういうことばかりなのは役者のファンとしては良いことだ・・・よねw

しかし耕史くんは役のバリエーションが幅広いなあとあらためて
思います。
この前が「はやぶさ」の田嶋くんでしょ。
で、今回のピエールw
この幅だけでも相当だけど、太刀川くん路線とヘドウィグ路線の
幅の広はスゴイなあと思います。
あと、雅とか磐音さんとか。
だから見続けていきたいし、見てるのが楽しみなんですねぇ。
ステカクこーじも死ぬほど笑ったしw


そんで、役者・草なぎ剛さんですよ。
出てきた途端、ミタニンがスマスマで言ってた「出てきた瞬間、
死んでいるなぁとわかる人がいいと考えたら彼しかいない」
という言葉を思い出した。
ほんと、彼しかいない。うん!(笑)

昭和な風情といい、浮世離れしたふわふわした感じといい
幽霊役にピッタリ。
その幽霊がまた心温まるエピソードを演じるんだから、まさに
草なぎ剛にはハマリ役だと思います。

しかーーっし!
鼻歌ですよ!
もう歌い出した途端、あーーー!やっちゃったか!と(笑)
なんでミタニン、よりにもよってと(大笑)
音程怪しい「アルプス一万尺」は途中どっかへ行きそうに
なってドキドキしました。
案の定、つよぽんもパンフで「鼻歌が苦手」って。
「1年前はアルプス一万尺に遠のいてる人間」って。
遠のいてる?
さすが歌下手審査員だけあるわ。言い得て妙。あはは。

でも、深っちゃんとの公園のシーンはワタシの1番の
泣きどころでした。
良いシーンでしたね。

もひとつの泣きどころはもちろん中井貴一さんの
エアドッグw
ラブラドールのラブちゃんとの再会シーンは笑って泣いて
タイヘンでした。

耕史くんもつよぽんも本人の個性を生かしたナイスな
キャスティングでした。
ミタニンはそういうところ、巧いな。
お気に入りの役者が好きな作品に出ててスクリーンで観られるって
いうのは幸せだとしみじみ思いましたよ。


作品感想へ続く。
by june-sky | 2011-11-09 17:13 | 映画
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