ブログトップ

虹の空へ

junesky.exblog.jp

「テンペスト」の幕は開きました

3月12日ソワレを観てきました。
やっぱり新歌舞伎座は別世界。
先日と変わらない風景がそこにはありました。
舞台を観るって、そのときだけの夢を見てるんだなあと
再認識しました。
夢から醒めると、現実起きていることとの差の大きさに
ますますやりきれない気持ちにもなりますが。

とりあえず、普通に幕が開き、普通に笑って、普通に
楽しんできました。
この「普通」の有り難さが身に染みた楽しい時間でした。
でも、やっぱり全体的にギャグは控えめです。
2012年弥生の予言はありませんでした。
カテコもお決まりの1回のみ。
すぐに客電が点いてアナウンスが流れました。
でも、精一杯の拍手を送ってきましたよ。

役者さんたちもカテコでのいつもの笑顔はなく、皆さん神妙な
面持ちで。
中には東北出身の方もおられるかもしれない。
不安を抱えて演じておられる方も居るかも知れない。
そんなことを思いながら、いつもと変わらない演技を見せてくれた
役者さんたちの顔を見ると、ちょっとジーーンときました。
作品ではまったくジーーンとならないワタシですが(あ)

客席はポツポツ空席がありました。
前回は平日だけど満席だったのに。
帰宅してTVを見て、もう想像も出来ないくらい被害が大きくて
また現実の厳しさを実感してます。
ロビーに義援金の箱があったのは嬉しかったです。

今日の浅倉殿中心に、少しだけ感想を。ネタバレです!





この日は浅倉シート(上手寄り前方)でした。
何度も剣で突かれそうでした(危)
浅倉殿は声が少し枯れてるっぽかったかなー。
とは言っても絶好調時より少しだけ。
なので、ちょっとハスキーで掠れ具合が良い感じです。
あいかわらず、キメキメモードでびしっと決めて、そして
目の前でワタシの好きな軍議のストップモーションシーン。
眼福。

寧温の手を握って友になったあと、はけていくときには
普通に「しらーなみのぉ~」とひと節唄ってました。
ヒキ笑いとかそういうのナシです。あっさり。
でも、真水シーンはやっぱりウケてた。
「俺の小便はな、真水なんだ」とキメ顔がカッコイイ。
というか、キメ顔がムダ過ぎて笑える。
小便の話でキメ顔。ぷ。

でも「惚れた」の前の顔芸はしっかり。
白目の迫力がスゴイ。ちょっとコワイ。
ここもしっかり笑いも取ってたよ。

貴重な耕史くんの足の裏観察。
今日も変わらずキレイでした。
が!
どちらの足だったか、あぐらをかいたときに見える、親指の
付け根の横っちょに黒い汚れを発見。
耕史くんも気になったのか、それをゴシゴシこすってます。
が、取れず。
がんこな汚れだ。

真鶴をかくまって世話をしてるのがバレたときの三仕官との
やりとり。
「みかよ様にバラしても良いんですね!」のあとの勝田殿の
「許す」がめちゃ早くて笑いを取ってますが、ここで耕史くんも
素で「ぷ」っと笑いそうになってました。ぷぷぷ。

「ねーーぃおーーーーん!」も少し掠れてたかな。

こんなときだからか、耕史くんの気持ちがこもってたのか
ラストの二人のシーンにちょっとグッときました。
なんかこう、浅倉殿の台詞が胸に響きました。
「遅くはないのです。やり直せるのです。私のために
生きてください。愛してます。」
なんていうか、ど直球の言葉の数々。
それが今は心に染みます。
洋装も真鶴をまっすぐ見つめる目もあいかわらずステキ。

キコエオオキミの予言がないのはすごく寂しかった。
あの掴みは大事なとこだもんね。
大阪ではとくに笑いが大きかったのに。
でも仕方ないね。

そして前回見たときも思ったけど、二幕の最初、西岡さんの
在番に見初められて「そこの美しい隣人」と呼ばれるアドリブ。
これは大阪からかな。
ここで仲間さんは素敵な笑顔を見せてくれます。
素ではにかんだような、ぱぁっと花が咲くような、そんな笑顔。
キレイだったわぁ。
元が美人だもんね。笑顔もキレイでアタリマエw
寧温も真鶴もほとんど笑顔のない役だし。
またあんな笑顔が出る作品に出ればいいなあと思いました。

以上、今回はあっさりモードで。
でも、書いてるとやっぱり楽しくなった!
キャスト&スタッフの皆さん、いつものように幕を開けてくれて
どうもありがとう。お疲れさまでした。

コメントのお返事はまた明日以降させていただきます。
遅くなってすみません!
[PR]
by june-sky | 2011-03-13 02:31 | テンペスト
<< あと1週間 今日の公演 >>