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虹の空へ

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「テンペスト」2/12&13 役者編

関西でもそろそろ「テンペスト」のCMが始まるのかな。
昨日の深夜には舞台や映画の短い紹介番組の中で
15秒くらいのスポットがありました。
半分寝ながら見てたので番組名もわからないけども(汗)

さ、役者さんのそれぞれの感想いきます!
おもに仲間さんと生瀬さんですが。

ネタバレです!





○仲間由紀恵さん(真鶴・孫寧温)
普段の仲間さんは沖縄出身なんて意識したことなかったけど
琉球舞踊を幼い頃から習っていたとかで、その動きの綺麗なこと。
安定したポジションの美しさ、耕史くんも誉めていたけど
手先まで神経が行き届いた様子にも感心しました。
二役の演技に、それこそ出ずっぱりですべての中心に仲間さんがいて。
大変だろうなー。
あの奮闘ぶりを見てると、心から応援したくなりますよ。

琉球王国の歴史も立場もちゃんと自分の中に根付いていて
そんなひとが真鶴役を演じる。
仲間さんがこの作品に出る意味がちゃんとありましたね。
嘘じゃない、こういう世界があったんだっていうリアルなものが
伝わってきました。
琉球っていう独特の文化を持つ場所を背景にその文化を
織り交ぜて見せる、琉球の空気を持ち込む、それを仲間さんが
ちゃんと客に伝えている、それがこの舞台の成功の秘訣かなと
思います。

TVではわからなかった、凛とした姿勢の美しさもグー。
男女二役を演じても華奢で奇麗な仲間さんが男に見える
ことはゼッタイないけど、それはもうこういう作品の
お約束で、男の衣裳を着てたらそれは男ということで
OKですよね。
男女どちらの姿も美しくて存在感があって、もう押しも
押されもしない正統派の大女優って感じ。
危なげなくてどっしり構えていて、華があって品がある。
声も通るし、こういう作品に合わせた多少大げさな
芝居もちゃんと周囲と浮くことなくこなして。

個人的な好みで言えば、女の一代記的な物語にはまったく
興味はないんだけど、仲間さんの演技や作り出すキャラは
ホントに嫌みがなくて好感が持てます。
伊達に国民的女優と呼ばれてるんではないんだなと
納得しました。
紅型の着物や琉球絣もよく似合うし。
いやん、仲間ちゃんベタ誉め(笑)

そうそう、カテコでの仲間さん。
役者さんたちの中央に立ち、まず上手へ掌を上に手を差し伸べ
一礼。みんなもそれに従って一礼。
次に下手に同じく手を向け一礼。みんなも一礼。
中央に向き直って2階席の方に両手を差し伸べ、そして
前列にもちゃんと手を下方にも差し伸べ一礼。
「上の皆様方、そして前の皆様方、ありがとうございます!」
って感じね。
それがなかなか堂に入っていて素晴らしい。
ここでも大女優の風格が。
前列への気配りも忘れないところに感激。
耕史くんも皆さんと同じく、神妙な顔でおとなしくカテコの儀式を
こなしてます。
これまた新鮮。

○生瀬勝久さん(聞得大君・真牛)
いやもう影の主役はこの人だ!というくらい存在感バリバリ。
なま生瀬、すごかったです。
両性具有と言っていたけど、役柄的には女なんですね。
芝居中に「あのオナゴは」とか「あの女」とか言われていて
そのたびに「へぇぇ!」と驚くワタシ。
生瀬さんの言葉通り、女性を演じてる感じはしなかったので。
どちらにしてもものすごいパンチ力で、出てくるだけで
場をかっさらっていく。
意外にも素顔の生瀬さんは瞳が大きくて、カッと見開いた目で
仲間さんに襲いかかるのは迫力満点。
「仲間さん逃げてーー」と本気で思いました。
まさに怪演。

「わらわには遠い未来が見える」ネタは「ムバラク辞任」、
「春場所休場」、「東京大雪情報はハズレ」でした。
ワロターw
アドリブの間も良くて、3人の家来達「紅龍!青龍!黒龍!」
の掛け合いもヨカッタ。

画に描いたような悪役キャラの設定だけど、この人の琉球への愛は本物だと
感じさせられるところは生瀬さんの持ち味のおかげかも。
どんな境遇になっても信念を貫き、最後にはこの国の未来を憂えて散っていく。
「誰よりもこの国を愛しておる!」という台詞が胸に響きました。

○西岡徳馬さん
5役ですか。スゴイ!
最初の父親のシーンがあっと言う間だったので
「え?これだけのために?」と心配したけど
そんなはずないよね。
5役のおかげでずーーっと出てたような気がします。

出てくるたびにもれなく西岡さんなんだけど、どの役も
ちゃんとそれらしくなってなにより舞台に重みがでます。
まさにこの作品の重鎮。

○福士誠治さん(孫嗣勇)
じっくりお顔を見るのは初めてだけど、お綺麗ですねw
あんなにずっと女形みたいな役だとは思わなかったけどハマってました。
しなの作り方も可愛くてなんか時々キュン!ってなりました。お手軽(笑)
福士くんの役はどこか掴みどころがなくて、この作品では
唯一ちょっと心情がわかりにくかったかな。
元々、家の再興という野心があったのか、舞踏家として
生きていて、そういう欲とは無縁の人だと思っていたので
突然の変貌にはちょっとビックリ。
そのへんは本人のせいじゃないけども。
いろいろと今後の変化に注目です。

○安田顕さん(喜舎場朝薫)
エリート小役人ぶりがピッタリ!
ネチネチと寧温に絡んでいた嫌味キャラと後半の友情に厚い
良いひとキャラが不自然でなくてナットク。
関東のテンペスト宣伝番組で素顔を見たら、普段の姿がステキ。
器用な役者さん。

○伊阪達也さん(尚泰王)
出た!ラストエンペラー!(笑)
無表情な感じが舞台の役柄としては難しそう。
でも、存在感があって凛々しくてまさに琉球王朝最後の王に
ふさわしいオーラがありました。オトコマエw

○三士官
(野添義弘さん&大沢健さん&田鍋謙一郎さん)
この3人組も掛け合いが素晴らしい!
このひとたちが出てくると自然に笑いたくなるよ。
とくに、あの衣裳替えの手間を省く書き割りのシーン。
場内大ウケでした。

○紅龍&青龍&黒龍さん
役名ですみません。3人まとめてすみません(笑)
でも、この3色セットw、初めて出てきたときに思わず「カッコイイ!」と
心の中でつぶやきました。
舞台映えする濃い顔の面々、生瀬さんとのコント(?)もオモシロおかしく
最後まで笑わせてもらいました。
すでに他で活躍されてる方々なんですね。
終わるまでには役名と芸名、一致させます!


とりあえずアンサンブルを含め、役者さんのキャスティングは
みんな納得ですよね。耕史くん含め(笑)
さ、肝心の浅倉殿編もなるはやでいきます!
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by june-sky | 2011-02-21 13:35 | テンペスト
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