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「テンペスト」 2/12&13 作品感想編

「テンペスト」 2/12&13 作品感想編_c0063587_1334697.jpgまた忙しい1週間だったので感想も遅くなりました。
最近、自分の時間がないーー!
遊びたいーーー!
って、このまえ遊んできたやん。
はいそうでした(笑)

さて、テンペスト。
ワタシの初日は2/12、2回目は2/13でした。
今回は気楽にこの日を待てました。


人数少ない作品で耕史くんが主演でっていう今までの舞台では
やっぱり初日の幕が開くまで心配だし、開いたら開いたで
また出来が心配だし。
耕史くんの責任がワタシの肩にものしかかってきてたわ。
まあなんて過保護(笑)
でも、今回はまったくそんな心配もなく。
やっぱり人数も多いし、舞台経験者も多いし、出ずっぱりでもないし
耕史ファンとしてもプレッシャーが少なかったような。
たまにはこんなのも良いよね。

今回の席は2列目と3列目ともにセンター。
良い席だー!と大喜びだったけど、いろんな意味で近すぎ。
ちょっとツカレタけど、でもやっぱり満足!

とりあえず作品全体の感想から。

ネタバレです!




とにかく豪華!目に飛び込む舞台の派手派手しさが快感でした。
美術も衣裳もなにより役者が豪華。
エンタメ性もバッチリでこれは幅広くいろんな客層にアピール
できる作品だなあと思いました。
実際、客席も老若男女良い感じで入り乱れ、ものすごく居心地が
ヨカッタ(笑)

役者さんたちもTVでよく知ってる人が多くて、すぐに見分けが
つくし。
とにかくわかりやすく作ってありました。
ワタシにしては珍しく、一度見ただけですんなり理解できたし
疑問に思うことがまったくなかったです。
気持ちよく流れに任せて何も考えずに。。。これってほんとの
エンタテインメントだよね。

観劇後も友たちと細かく他愛ないツッコミを入れつつも
みんな結論としては作品として「楽しかったねー!」という
声が上がってました。
耕史ファンとしてももちろん満足。
いろんな耕史くんが見れて新鮮な気持ちになりました。
出ずっぱりではないけど見せ場も多いしね。

全体の印象としては、よく知らないけど新劇みたいな?
森光子さんとか木の実ナナさんでも出てきそうな?
そういう芝居の雰囲気もあって。
仲間由紀恵一座みたいな(笑)
だから芝居もちょっと大きいというか大げさというか。
耕史くんのいつもの作品とは対極にあるような。
だからこそ新鮮で面白いんだけども。

ま、わかりやすいということは裏返して言えば一度見れば
じゅうぶんかなってことでもあるけれど。。。
だけど、耕史くん目当てに何公演も観てもワタシは
退屈はしない自信あり!
やっぱりそれはエンタメ性が高くて、役者さんたちの演技や
動きが素晴らしいから見どころも多いから。
笑いどころもたくさんあるし、観てる間はすっごい楽しめるのです。
琉球舞踊はあるし、派手な立ち回りはあるし、とにかく動きが派手だし
生瀬さんはいるし(笑)
生瀬さん目当てでも2~3回見れるわw

ただ、ナレーションの多用は気になりました。
長編の原作を少しでも補完しないといけないんだろうけど
そこに仲間さんが居るのに「真鶴は・・・・・だと思った」と
いうような心情説明は要らないなあと。
それは仲間さんが演技で表現してはる。
仲間さんをなめんなよ(笑)
「7年後」とかっていうひと言であっと言う間に時間が経つのは
仕方ないけども。

あと、映像。
そこ、映像でやる?みたいな場面も多かったなあ。
生瀬さんの大アップとかしなくても本人出ればいんじゃないのーー?
それも結構何度もね。
アドリブ時事ネタは面白かったけども。
中でもペリーとの交渉が長くて長くて。
友はその間休憩してて「チェックメイト!」の声で起きればいいと
言ってましたが(笑)
2度目のときはワタシもそれに習って「チェックメイト!」で覚醒。
ふと気づくと目の前に西岡ペリーと仲間さんが居たのでビックリ
でしたw

この映像のスクリーンがまたデカイ!近い!
奥の壁の位置に映るならまだしも、舞台の前面、幕の位置にあの
でかさは迷惑です(笑)
あれ、2階あたりから見たらちょうどいいのかも。
ちょっと離れて観てみたい。贅沢だけど。
地図とか海とかペリーとか、あんまり見なくていいものは
目と首を休めてる人が周囲にも多数居たような。
あ、おおっぴらに休憩時間か(笑)

初めて見たときは耕史くんのアップがない!と思ったけど
2回目見たら1度だけありました。目の保養~♪

そうそう。
そんな近いとこばっかり見てて気づくのが遅れたけど
琉球舞踊のときには通路でもひらひらした旗みたいなのを
上下に揺らして踊ってるひとが居たり。
とにかく目に楽しい演出がいっぱい。
そして芸達者な役者たちの演技。
やっぱりこういうのはまず芝居を楽しんで、そして琉球王国に
生きたひとたち、その地に今も住む人たちの思い、そういうものに
少し触れられたらいいのかなと思いました。

今回は耕史ファン以外の友だちから「見たい見たい」と言われ、
そんなこと初めてだったもんだから嬉しくて。
いままで押し売りしようとしてもなかなか「うん」と言わなかったり
逆にこっちが勧めるのを憚ったり(ファンじゃないと楽しめないかも
ってよけいな心配して)
でも、今回は違います。大威張りで大阪公演に連れて行ける。
そんな作品でした。ええーー!こんなシメ?(笑)
次回、役者感想編に続く。
by june-sky | 2011-02-18 13:01 | テンペスト
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