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虹の空へ

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ろくでなし企画

今日の朝日新聞夕刊の「ありふれた生活」は「ろくでなし啄木」の
企画がどうやってスタートしたかという話でした。

たっちゃん・勘ちゃん・吹石さんが、7年前の「新選組!」の
共演者だって書いてあるのを見てあらためてビックリ。
そうか。7年も経つのか。
ワタシは7年もこんなことをやってるのか(汗)
ま、楽しかったからいっか(笑)

以下、たっちゃんと勘ちゃんがどうやって企画を持ち込み、実現に
いたったか、ミタニン流におもしろ可笑しく書いてあります。


まず、事の発端は藤原たっちゃんが組!メンバーで焼き肉に
行ったとき。



「僕に何か書いてくださいよ」とミタニンに頼んだことからですね。
これは今までにも聞いていたけれど、そのときにその場に居た
堺さんや耕史くんたちから「ちょっと待て」的なダメ出しが
あったってのは初耳(たぶん)

ミタニンは書いてます。
「その時は、山本耕史さんや堺雅人さんら舞台出身の共演者から
『こういう場で自分を売り込むのは卑怯だ』とさんざん吊し上げ
られた竜也さんだったが・・・」
へぇ!そういうもんなんだ。
雰囲気としてはきっと、耕史くんたちもお酒の席でのノリで
ワーワー言ったのかなあと思うけど、建前としてはそういう席で
他の役者たちも一緒に居る席で、そんなこと言うのはルール違反
なんですかね。
そのことにちょっとビックリ。
役者として筋を通すということなのか、意外とちゃんとしてるんだと
感心しました(シツレイな)(笑)

それでもミタニンは嬉しくて、「いつか一緒にやりたいね」って
優しいお返事を。
しかし、それからのたっちゃんたちのやりましょう攻撃は
凄かった(笑)

その話から半年後にヨッパライのたっちゃんと勘ちゃんから
電話がかかってきて、内容はほとんど意味不明だけど、あらためて
「本を書いて欲しい」と依頼があったそうです。
それから3ヶ月おき位に二人から電話があり、口々に
「いつ書いてくれるんですかあああ」とか
「僕も出してくださいよおおおお」とか
ろれつの回らない調子で電話口で叫ばれたんだとか。
電話に出なければ出ないで、留守電に
「早く書いて早く書いて早く書いて」と入ってたらしい。
ほんとに良い迷惑だ(笑)

ミタニンはあまりにしつこいので、「事務所を通してきちんと
話すように」とアドバイス。
そうしたらそんな話はうやむやになるだろうと思ったところが、
たっちゃんはちゃんと事務所に話し、正式に依頼されるという形に
なったそうだ。
そこまでたっちゃんに惚れられたミタニン。

これを読んで思い出したのは、どんとこい新選組!で
ミタニンがたっちゃんについて言った言葉。
「沖田という難しい役を丁寧に演じて脚本を膨らませてくれたので
脚本を書くうえでプレッシャーを感じた」というようなことを
言ってましたね。
今回もそういう思いで書いたのかなあ。
そうだとしたら気合い入ってるんだろなあ。

誰かが誰かと一緒に仕事がしたいと思うことや、この役者のために
本を書きたいと思うこと、そしてこの役者にこんな役をやらせたいと
思うこと。
そういう熱い思いがあって初めて作品がスタートするんだね。
慎吾ちゃんのミュージカルはミタニンの熱いラブコールだったし。
そういう熱い思いの渦の中にいつか耕史くんも巻き込まれてほしい。
これはファンとしての願いです。
ミタニン、頼むよ!

先週の「あさイチ」でろくでなしの宣伝をしにきたミタニンは
若い3人の俳優たちのことを誉めつつ、でも、最初は解釈が
まったくできてなかったとかダメ出しもしつつ、良い雰囲気でした。
なにより、舞台がどんな出来具合なのかなとか、ちょっと面白いかも?
って思わせるような、上手い宣伝ぶりでした。
さすがミタニン。素晴らしい話術だ。

東京では幕が開いたんですね。
ワタシは大阪で楽しみに待ってます!
by june-sky | 2011-01-14 22:57 | 新選組!
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