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虹の空へ

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おつかれ!ドリアン

おつかれ!ドリアン_c0063587_2334556.jpg東京で3公演、兵庫も3公演、
ワタシのドリアンな日々が終わりました。
耕史くんの舞台では初めて観るストプレ。
それががこんなに楽めるなんて自分でも
ビックリ。

この3日間観ていて、最後にはドリアンは
あの肖像画の中に存在していて,
その1枚の絵の中でいろんな出来事が
起きていたような、そんな気がしてきました。
とにかく、あのドリアンの最期が今日はグッと
きましたよ。
音楽も演出もドリアンも美しすぎる!


音楽劇と言われるのも納得だし、美術的な作品だとも思いました。
舞台で起きていることのすべてが怖いけどエレガントで、残酷だけど
美しくて、これぞお耽美?なんて思ってます。

そんな美しい舞台の最後をシメた、耕史くんのカテコ挨拶。
これがまた期待どおりグダグダで(笑)

「今日ですべての公演が終わりました。稽古を入れたら2ヶ月ちょっと」
と、快調にスタートしたしたんだけど、作品について語り出したところから
何を言おうとしてるのか、どこへ行くのか、先が見えなくなりました。
ここからワタシの記憶もグダグダ(汗)



「このドリアングレイという作品は人間の真実(?)を描く作品だと
思ってます。
みなさんがどう感じたかは人それぞれだと思いますが」
というような言葉の後、ふっと気づいたら、言葉に詰まってる耕史くん。

「とう・・・とう・・・???」と並んでる共演者たちに助けを求めると
ひとりおいて隣に居た(隣はバジル)、シビルの弟・米村さんが
「投影」と助け船を出してくれました。
ありがとーありがとー。頼りになります。
うちの子が最後まで面倒かけてすみません(笑)
教えてもらったこーちゃん、「投影だ!(喜)」と満面の笑み。
客席(の耕史ファン)からは拍手が起こり、「拍手するとこじゃないです」と
自分で苦笑い。
加納ヘンリーが暖かく笑ってくださっていて、その笑顔に救われました。

結局、「自分を役に投影するのは精神的に辛いときもありましたが、
無事に千秋楽を迎えられたのはみなさんのおかげです。」
というような感じだったような気がしないでもない。
曖昧にもほどがありますが(笑)

とりあえず、「ありがとうございました!」と清々しいような表情で
深々と頭を下げ、最後まで残ったときには客席ににっこりと手を振り、
そんな耕史くんを見届けられてヨカッタです。

今回もとっても楽しませていただきました。
ステキな作品を、そしてステキなドリアンをありがとう。
また、感想は明日以降に。
by june-sky | 2009-09-13 23:36 | 山本耕史
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